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内定保留の理由、あなたは話せる?5分でわかる内定保留の伝え方

「内定とったけど、また面接がある…」。「この会社に本当に入社していいの?」こんな迷った時には「内定の保留」をすべきです。でも内定保留は企業に正直連絡しづらい…。そこで、電話やメールを想定し、内定保留理由の伝え方を解説します。

内定保留の理由は3パターンある

就活で内定をもらった。

でも「面接がまだ残っている...」「内定を承諾する前にもう一度考えたい...」そんな風に一歩止まって考えたい場合もありますよね。

では、今回は「内定を保留したい時に役に立つ情報」をお伝えします。

まずは内定保留を企業側に伝える際に重要になるポイントは、内定保留をする理由について。

内定保留を伝える上では、「どういった意図で保留をしたいのか」こちらを企業側に伝え、担当者を納得してもらう必要があります。

なぜなら意図が伝わらない内定保留を行うと、入社するかもしれない企業側に悪印象を与えてしまう可能性があるため。

一般的に企業に内定を保留する時、就活生の皆さんが抱える内定保留の理由は次の3つです。

(1)「他の企業からも内定が出ていて、どこにするか悩んでいる」 (2)「第一志望の結果がこれから分かるので、先方からの結果が出てから返事をしたい」 (3)「本当にその企業に入社してもよいかどうか一人で決められずにいる」

内定保留をする場合、相手に嘘を言ってごまかすのではなく、正直に理由を説明することが大切です。

特にビジネスの世界は信用で成り立っている以上誠意のある対応を忘れないようにしましょう。

では3つのケースについてベストな対応方法を簡単に説明します。

(1)の場合には、正直に「他の会社からも内定が出ていて悩んでいるのでもう少し待って欲しい」旨を正直に伝えてください。

いつまでも悩んでいるのは両方の企業に迷惑をかけることになるので、相手に期限を伝えた上で内定保留にして欲しいことを伝えることが大切です。

加えて、どんなポイントで迷っているかを伝えるべきです。

例えば、「海外で働くチャンスが広いか」という観点で迷っているとしたら、その旨を伝える。

すると企業側は少なからずあなたの懸念や疑問を解消しようと適切な情報をくれます。

(2)の場合には、他の企業の面接選考が進んでおり、その結果を踏まえた上で入社の判断をしたいと伝えること。

このケースで注意するべき点は、受けている他の会社が第1志望と言わないこと。

このように他社を第1志望と言うと、内定を出した会社は第2希望以下であると同じ意味合いになります。

そのため、第一志望が他にあるから内定保留を希望すると伝えるのではなく、「他の会社の面接選考がある。と申し出るようにしましょう。

(3)の場合には、入社するかどうかは、就職活動の決断は人生に関わるので両親など関係者にきちんと伝え判断したいと申し出ましょう。

この場合にも、きちんと返事をする期日を設けて下さい。

目安としては、内定をもらった後1週間から2週間以内には連絡すべきです。

1ヵ月から2か月程度といった長い期間内定の保留はできないため、期日内に自分の意思を企業に伝えることが重要になります。

では内定保留を伝える手段、メールと電話の方法について次から解説していきます。

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内定保留の理由を伝える、メールの書き方

メールで内定保留を伝える時に重要なのは、とにかく迅速に担当者に連絡すること。

連絡が遅くなるほど、内定をもらった企業にて配属や内定式の手配など様々な手続きが進むため、企業に大きな迷惑が掛かります。

内定を保留してもらう場合には、なるべく早く会社の担当者に伝えて下さい。

会社の担当者に悪い印象を与えないためには、早めの対応が大切です。

内定保留のメール文面を作る際に重要な点は、以下の3ポイントを含めること。

(1)内定を保留にする理由 (2)保留期限 (3)謝罪

内定を保留する理由については、上で説明した内容を参考にして下さい。

正当な理由でなければ、内定保留が認められないケースもあるので注意が必要です。

また、保留期限は明確にしましょう。通常、1、2週間程度であれば保留してもらうことができます。

それ以上の期間保留にする場合には、担当者と綿密に連絡を取り合って交渉して期限を決めて下さい。

最後に、内定を留保してもらうにあたって、申し訳ないという気持ちを表しましょう。

なぜなら内定を留保によって、担当者には少なからず迷惑がかかります。

長引けば長引くほど、担当者だけではなく会社にも迷惑がかかるので注意が必要です。

自分が働く可能性のある会社のため、企業前から目をつけられないようにしましょう。

以上を踏まえた上で、内定保留の連絡をメールでする場合のメール例文をご紹介します。

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※上記は数ある体験記の中のごく一部です。

内定保留を伝えるメール例文

件名:内定保留希望の連絡 〇〇大学 (氏名)

本文: 採用担当 〇〇様(不明の場合は、採用担当者 御中) お世話になっております。〇〇大学の(氏名)と申します。

先日は内定のご連絡をいただきまして、誠にありがとうございます。

内定承諾のお返事に関して、大変申し訳ありませんが、○月○日までお待ち頂くことは可能でしょうか。

現在、御社の他にも選考中の企業があり、その最終選考が○月○日にございます。

御社への入社を検討しておりますが、就職活動は私の人生を大きく左右する決断となります。

それ故、しっかりと検討した上で判断させて頂きたく存じます。

ご多忙のなか、大変ご迷惑をおかけいたしまして大変申し訳ありませんが、何卒ご理解くださいますと幸いです。

以上、よろしくお願い致します。

〇〇大学 (氏名) 連絡先 Tel: 〇〇〇〇〇〇○ Mail: 〇〇〇〇〇〇○

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内定保留と理由を伝える、電話例

電話では、メールとは違い失礼の無いように気をつけ、要点を絞り明確に伝えることが大切です。つまり、結論に当たる内定保留の旨、そして内定保留の理由の2つを明確に伝えましょう。

とはいえ、心理的に内定保留ってとても伝えづらく、連絡が遅れがち。

ですが、内定保留の理由を明確に伝えないと企業に自分の意思が伝わらりづらく、企業の反感を買う可能性があります。

そのため、決して回りくどい言い方はせず、まずは内定を保留したい旨を伝えることが大切です。

電話をかける場合には、電波が悪い環境や、騒々しく電話に適さない環境を割け、静かな場所で行うようにしましょう。

企業側に対して、内定保留は少なからず迷惑をかけるという気持ちを忘れないで下さい。

なお、電話でも内定保留を企業に伝える際には、極力担当者に伝えるべきと考えます。

担当者でない人が電話で応対してくれた際は、事情を説明してきちんと担当者に取り次いでもらうべきです。

担当者が不在の場合もありますので、その場合には、時間を改めてきちんと連絡してみて下さい。

担当者ではない人に内定保留のお願いを伝言するのは誠意を欠いた行動のため注意すべきです。

それでは内定保留を電話で伝える際のトークスクリプトをお伝えします。

<内定保留の電話トークスクリプト>

お世話になっております。 〇〇大学の(氏名)と申します。先日は内定のご連絡ありがとうございました。 この度は内定を頂きまして、私も大変嬉しく思います。

さて、今回お電話させていただいたのは、内定保留のお願いさせて頂きたいと思ったからです。そのため、内定について保留とさせて頂くことは可能でしょうか?

御社の他にも選考が進んでいる企業がございまして、その最終選考が○月○日にございます。その結果を踏まえた上で、内定を承諾するか否かを決断したいと考えております。

大変勝手なお話で大変恐縮ではございますが、何卒ご理解いただけますと幸いです。

内定の保留後、辞退することになったら…

では最後に内定を保留してから辞退を決めた場合、どう対応すべきでしょうか?

ポイントは2つあります。

1点目は、迅速に企業の担当者に連絡することが大切です。会社の担当者はあなたの返事を待っています。

辞退するからといって、連絡をしないことは言語道断です。伝えにくい内容でもきちんと内定を辞退する旨、誠意を持って対応しましょう。

もちろん、会社の採用担当者も内定を出した就活生が複数企業の内定を受ける可能性を考えて採用活動を行っています。

そのため、辞退する場合であっても、きちんと誠意を持って対応することが大切です。

2点目は、内定辞退の連絡方法について。

内定辞退は、就活生個人にとっても内定をくれた会社にとても大きな意思決定となります。

そのため、できるだけメールではなく、電話で直接担当者に辞退する旨を伝えることが大切です。

メールで辞退するを伝えることは、簡素な印象を与え誠意ある対応と感じない人もいるので注意しましょう。

内定辞退の理由についてはきちんと説明しましょう。

その際、自分が内定を保留してもらった理由と対応して下さい。

何よりも、会社の担当者に内定を保留してもらった感謝の言葉と、内定を辞退となり申し訳ない気持ちを伝えることが大切です。

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