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コラム
2019/04/10

インターンシップ対策!現役人事に聞く、エントリーシートのポイント

インターンシップの目的は本来学生の皆さんに就業体験を積み、入社後のギャップを減らす事でした。しかし現在のインターンシップのエントリーでも採用試験的な側面が強くなっています。そこで今回は、上場企業で人事を務める私がインターンシップのエントリーシートの設問やよくある就活生の疑問にお答えします。
インターンシップ対策!現役人事に聞く、エントリーシートのポイント

インターンシップ「エントリーシート」で人事が見てるポイントは?企業の目的を知り準備しよう。

冒頭でもお話しましたが、現在のインターンシップは採用試験的な性格を強めており、人気企業になれば、誰でも参加をできる訳ではなく、エントリーシートなどを用いてスクリーニングを行っています。

スクリーニングとは、複数の就活生から、最も自社にとって有望な学生を選抜することを指します。

その為にインターンシップにて提出するエントリーシートを書く準備として、企業の目線を知っても良いでしょう。具体的に企業の人事担当が見ているポイントは以下の3つです。

1.本人の熱意
当然の事ながら、志望企業に対する興味がどの程度あるのか?現時点でどれほど業界・自社に熱意を持っていて、本選考で自社を志望してくれる可能性が高いか?こういった視点から評価されています。

2.業界・企業理解
インターンシップは業界・企業理解の為に実施されます。それ故、「企業理解が浅いのは仕方がない」という前提はあるものの、実際には企業を理解する為の努力を人事担当者は試しています。企業のホームページなどで、企業理念や事業内容、企業の強みなどは最低限理解しておきましょう。

3.自社との相性
採用活動の一環である以上は受験者と志望企業の相性は必ず見られています。企業は組織です。企業毎に以ている風土、雰囲気というものがあります。それらを無視した人間を採用した場合にはお互いに不幸になるのは目に見えていますので、必ず人事担当者は注意して見ています。

インターンシップのエントリーシートで頻繁に聞かれる質問は?

インターンシップでも、本番の採用時のエントリーシートでも基本的に聞かれる事はあまり変わりません。

大きく区分けをしますと3つに分類されます。

1.受験者自身の人間性について
2.受験者の学生時代の経験について
3.志望動機

1.受験者の人間性について
人事担当者が何よりも気になるポイントは、就活生の人間性について。従いましてこの部分について掘り下げる設問がエントリーシートには、必ずあります。この設問は、面接も含め採用のプロセスで間違いなく聞かれる質問です。

以下に、面接やESで人間性について問う質問例を挙げておきます。


・自己PRしてください。?
・長所はどういった点ですか。?
・短所はどういった点ですか?
・困難をどの様に乗り越えてきましたか?
・あなたの強みを教えてください。

2.受験者の学生時代の経験について
前述の質問に大きく関連するのですが、受験者の人間性を知る目的で、具体的な学生時代のエピソードは問われます。この設問では、あなたが持つ人間性や能力を、どのような場面で発揮したのかを問うています。

以下は質問例になります。


・学生時代、一番力を頑張ったことは何ですか?
・あなたがここまでずっと続けた事は何ですか?
・仲間と協力して成果を出した出来事を具体的に教えてください。
・あなたの卒業研究、卒業論文を詳しく教えてください。

3.志望動機
当然の事ながら、インターンシップに参加をする際の参加理由です。質問の仕方は色々とありますが、受験企業、業界への熱意や業界研究の度合いを測ります。

以下が面接やESで聞かれる質問例です。


・あなたはなぜ今回のインターンシップに応募しましたか?

・今回のインターンシップに対する、志望理由を教えて下さい。
・今回参加をするにあたり、弊社のどの様な部分に興味を持たれましたか?
・あなたは〇〇業界についてどの様な考えをお持ちですか?
・インターンで学びたいことを教えて下さい。

ここでは、エントリーシート設問の分類と具体例を整理していきました。ここからは、これら設問の中でも聞かれる頻度が高い「志望動機」「自己PR」「学生時代頑張ったこと」について徹底解説していきます。

インターンシップエントリーシート「志望動機」の書き方

インターンシップでのエントリーシートで聞かれる志望動機では、就活生はまだ企業研究が足りていない状態です。当然の事ながら受験企業を選ぶため、知る為にインターンシップに参加をするのがそもそもの目的ですから。


その上で押さえて頂きたい志望動機の書き方は以下3つになります。

1. なぜ志望企業のインターンシップの参加をしたいのか?
2. インターンシップに参加をして何を学びたいのか?
3. 自分が志望する企業にマッチする理由

1. なぜ志望企業のインターンシップの参加をしたいのか?
現在のインターンシップは募集の段階でかなり細かい情報が記載をされています。また採用ホームページにおいてもかなりの企業情報が掲載されています。その中においては明確に他社ではなく、その企業に参加をしたい明確な理由が必要になります。


2. インターンシップに参加をして何を学びたいのか?
参加するには目的が必須です。志望企業のインターンシップで何を吸収したいのかをはっきりと書いてください。繰り返しになりますが、募集ホームページ上では細かく内容が記載をされているはずです。「金融の仕組みを学びたい」「食品の流通を知りたい」のなど自分なりの学びたいポイントを明確に書くようにしてください。

3. 自分が志望する企業にマッチする理由
インターシップとは言え採用活動の一環です。企業はただの就労体験の提供の場とは考えておりません。当然インターシップの延長線上に参加者のスクリーニングが存在します。

つまりは企業側は「自社に入社してほしいか、してほしくないか」この見極めの視点から、参加した就活生を評価しています。従って、「この学生が会社に入ったらいいな・・・」と思わせる様に自分のキャリア、経験がその企業の業務にもあう事をちらっと見せる事が非常に重要です。

▼インターンシップの「志望動機」の書き方・例文を知りたい方はコチラ↓

▼インターンシップの設問「インターンで学びたいこと」の例文が気になる方はコチラ

インターンシップエントリーシート「自己PR」の書き方

自己PRについては、採用選考の面接でもインターンのエントリーシートでも。評価の基準や水準は変わりません。

自己PRの重要点は、エントリーシートの場合は「この就活生に会いたい」面接の場合は、「自社に欲しい人材だ」
と採用担当者に思わせることです。それを実現する上で、意識して欲しい自己PRの書き方のポイントは以下の3つになります。

また文章の流れもこのポイントに順番で構成をしてください。
1.冒頭に自分の強みをアピールする
2. 強みを根拠づけるエピソードを披露する
3.自分の熱意をアピール

1.冒頭に自分の強みをアピールする
基本的には文書の構成においては冒頭に一番伝えたい事を持ってくる書き方が大事です。つまり自己PRにおいては就活生の一番のセールポイントを冒頭でアピールする事になります。

人事担当者は膨大なエントリーシートを読んでいますので、見慣れたキーワードは正直その先を読む気がしません。「コミュニケーション力があります」「問題解決力があります」・・・などというのは心を捕まれません。

抽象的な言葉よりも「どんな人の話でも聞く事ができます」「課題は解決するまで徹底的に動きます」の方が読む気が起こりますよね?要は面接官がイメージをし易い、話し方、書き方が重要になるのです。この手順は面接においても同様です。

2. 強みを根拠づけるエピソードを披露する
自分の強みやアピールポイントをより読み手にイメージさせる為に強みが発揮された具体的なエピソードをまとめてください。勉強でも、部活でも、アルバイトでも構いませんが、エピソードを披露する時にはなるべく具体的な表現を心掛けてください。

表現方法の例として、エピソードの中で自分が挙げた成果を数字で表現することも手法の一つ。「アルバイト先の飲食店の売上を増やした」という表現よりも「売上を30%増やした」といった表現の方が、魅力的に見えませんか?

社会では求められる成果は数値であり計測化が可能である事が多いものです。相手にその内容がわかる事が必要になります。


3. 最後はアピールの繰り返しと熱意
自己PRの最後は上記の「強み」を強調してください。その上で志望企業のインターンシップへの参加の熱意が加えて文章を締める様にすると、「熱い」気持ちが十分に伝わる事になります。

▼インターンシップ「自己PR」の書き方や例文について、気になる方はコチラ↓

インターンシップエントリーシート「学生時代頑張ったこと」の書き方

この質問はある意味、選考の面接でも、ほぼ間違いなく聞かれるポイントです。しかし学生と面接やESで話しをすると何を頑張ったのかが分からない学生にも出会います。

人事担当者としては明確で「自分が一番時間を掛けた事象を話して聞かせてください」と答えています。その上で書き方のポイントは以下の3つになります。

1.勉強でも、部活でも、アルバイトでも構わない
2. 頑張った結果、何を得たのか?
3. 社会に出てからどの様な能力を発揮できるのか?

1. 勉強でも、部活でも、アルバイトでも構わない
「体育会のエピソードの方が優位なのか」などという様に勘違いをされる就活生がおりますが、個人的には一切関係ないと思っています。授業に1回も休まずに出席をしたとい言うだけでも、就活で十分に評価されるべきエピソードです。

週5回アルバイトをしていたでも全く問題ありません。無理に「ゼミの発表で頑張った」などいう見え透いたエピソードは聞いていてすぐに違和感を感じます。堂々と自分が一番時間を掛けた事象を掘り下げてください。

2. 頑張った結果、何を得たのか?
時間を掛けた事象であれば、それが何であれ必ず何かが残るものです。それは精神的な事もあれば、資格の様に目に見える物もあります。アルバイトばかりやって何もしなかった、、、それは違います。

アルバイトをやる事で、顧客と接する上で重要なポイントが学べるはずです。「自分はこの経験を通じて、何を学んだのか?」この答えを明確にしておきましょう。

3. 社会に出てから、どんな能力を発揮できるのか?
すべてが、社会で活きる経験ではないと思われるかも知れませんが、実は社会では多くの事象を経験を元に自分のスキルとしていく事が一般的です。

つまり参考書を読む、マニュアルを読むという事ではスキルにはならないです。その為に自分が経験した事は何かが必ず社会でも生かされます。

「学校を休まない人はきっと仕事を中途半端にしない人になるかも?」「資格試験を頑張った人は目的達成を諦めない人になるかも」「バイトばかりの人は良い営業マンになるかも?」と人事担当者は期待をします。従って自分の経験が生きる可能性は、人事に見せておくべきなのです。

▼学生時代頑張ったことの書き方や例文が知りたい方、こちらを参考にしてみて下さい↓

エントリーシートで『学歴』は見られているのか?

エントリーシートは学歴によって落とされる。
どれだけ頑張っても、通過しない?

そう思ってる方もいるでしょう。

結論から申しますと、学歴を重視する企業は一部ありますが、多くの企業は学歴ではなく、内容を重視しています。

エントリーシートは1991年にSONYが初めて採用試験に取り入れたのがきっかけで広まりました。その頃までは、学歴によっては、面接を受けることができないこともありました。しかし、企業は「学歴が高い=成果を出す」ということに違和感を感じ始めていたのです。

企業にとっては、採用した社員に「成果を出してもらうこと」が重要なのです。そして、その「成果を出す」人に共通する項目として、「志望動機」や「ポテンシャル」「人柄」が重要だと判断されているのです。

なので、現在もエントリーシート選考が取り入れられています。つまり、エントリーシートで、「自分は貴社に入ったらこれだけ活躍します」「これだけ貢献します」という思いを企業に伝える必要があるのです。

インターンシップエントリーシートのよくある疑問事項について、聞いてみた。

ここまでは、インターンシップエントリーシートに対する企業側の評価視点から、頻出質問のポイントについて解説していきました。

最後に、エントリーシートについて就活生からよくされる質問についてお答えしていきます。

・「エントリーシートの提出は、早い方が評価は高くなりますか?orギリギリじゃダメですか?」

正直にお答えしますが、期限に間に合ってさえいれば大きな問題ありません。ですが、早い事に越した事はないです。我々人事担当者は膨大な量のESを読みます。これは面接でも同じなのですが、初めの方は印象が残っているものの、時間の経過と共に印象が薄れていってしまいます。(申し訳ないのですが、、、)


就活生のみなさん、できるだけ余裕をもち、人事担当者が早めにESを読んでくれるために、早めの提出を心掛けても良いでしょう。

・「エントリーシートの自由記述欄って、どんな内容を書いた方が良いですか?」
「自由記述欄」を設けている企業はそれほど多くはないと思います。その様な欄があった場合には、自己PRや学生時代頑張った経験などエントリーシートの設問で伝えたい事を書く、もしくは、質問事項を書いておく事をお勧めしています。


・「インターンシップのESで、『他にインターンシップに参加した企業』の記述欄がありますが、正直に書いた方がいいですか?」

この質問は慎重に進めるべきです。採用面接の場面においても他社の受験状況を聞かれる事がありますが、人事担当者としては欲しい就活生の志望順位は何よりも重要なファクターになります。

理由として、その就活生が他に受ける企業が同業界であれば、尚更ライバル企業、上位企業に行かれる事を不安に感じるからです。


従って、就活生の皆さん、業界が定まらない場合は違う業界の企業を2,3社書き、業界が定まっている場合は業界順位が近い企業を2,3社書く方が無難です。

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