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就活に疲れた?具体シーン別の対処法を紹介!

就活中はESに面接、インターンなどなどやることが沢山あります。しかも、単純な行動量だけでなく、精神的にも他人の選考状況を知ることによってストレスを感じてしまったり、自分自身の存在を全否定されたように感じたりと、疲れることばかりです。今回は就活に疲れた時のために、シーン別に対処法をまとめました。

0.前置き

この記事をご覧になっている方は、就職活動がうまくいっていなかったり、就職活動自体に違和感を覚えていたりしているのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、「無理に就職活動を行う必要はない」です。 昨今の日本では、クラウドソーシングの一般化や起業支援の充実などによって、語弊を恐れずに言うと、就職活動を行わなくても生きていくこと自体は難しくありません。

もちろん、就職活動を行わなずに収入を得ようとする場合は、それ相応に為すべきことが生じます。よって、あくまでも就職活動が持つ特性に対して懐疑的であったり、違和感を感じていたりする方に対する、「このような道もありますよ」というご提案であるとご理解いただければと思います。

自らに選択肢を増やすと「選択の重圧(プレッシャー)」が和らぎ、疲れた心を少しは癒せます。 今回ご紹介する内容は、あくまでもそういった「精神的な疲れ」を癒す方法であるということを念頭にお読みいただくようお願いします。

1.「就活に疲れた」と感じるのはどんな時?

就職活動は皆さんご存知の通り、自己分析からエントリーシートの提出、面接など、やらなければならないことが多くあります。その結果、様々なタイミングで「疲れた」と感じることがあるのではないでしょうか。例えば、以下のようなケースが考えられます。

1-1.ESや面接などの就活に疲れる

ES(エントリーシート)の提出や面接などの就職活動自体に疲れるケースです。さらに、お祈りメールが連続で届いたり、面接で完全なる自己否定をされてしまったりすると、精神的にも疲れてしまうことでしょう。

1-2.他の学生と就活の進捗状況を比較しすぎて疲れる

就活を進めていくと、周りの友人たちから「内定ゲットした!」などという情報を何度も耳にすることがあるかと思います。その時に、自分だけ内定がなかった場合は少なからず焦りが生まれ、誰しも精神的に疲れてしまうでしょう。

1-3.就活という雰囲気や空気感に疲れる

「必ずどこかの企業に勤めなければならない」 「少しでも有名な企業から内定を勝ち取った人が正義」 など、世間的な評価やプレッシャーを感じて精神的に疲れてしまうケースがあります。

2.就活に疲れた時の対処法

それでは、先述のように就職活動全体を通して「疲れた」場合に、どのように対処すればよいのでしょうか。

2-1.ES、面接など就活自体に疲れた場合

【信頼できる人に相談する】 先輩である20卒の方々に就活に疲れた際の対処法を聞いてみたところ、一番多かったのが「信頼できる人に相談する」方法でした。相談相手としては、「自分よりも能力が高い人」「既に社会人になったサークル・部活の先輩」が多いようでした。

【読書やスポーツなどで気分転換する】 皆さんは、普段ストレス発散をする時はどのような行動を取るでしょうか。友人とカラオケに行ったり、飲みに行ったりすることが多いのではないでしょうか。しかし、ある研究結果では「読書」によるストレス発散効果が非常に高いと出ています。

以下、引用です。

イギリスのサセックスにある大学で、心拍数などから読書・音楽視聴・1杯のコーヒータイム・テレビゲーム・散歩それぞれのストレス解消効果を検証したところ、読書は68%・音楽試聴は61%・コーヒータイムは54%・散歩は42%・テレビゲームは21%ストレス解消効果が現れたそうです。また、静かなところで読書を行えば、わずか6分間で60%以上のストレス解消効果を得られるとのこと。


(出典元:「Gigazine」https://gigazine.net/news/20090330_reading_reduce_stress/)

また、読書によって面接対策に繋がることもあります。面接時に「最近読んだ本はなんですか?」といった質問を受けることがあり、その回答が容易になるためです。加えて、本で得た知識を使って面接前のアイスブレイクが上手くできた先輩もいるようです。

読書のような行動は、1ヶ月続ければ「習慣」に昇華するとも言われています。この機会を上手く利用して、読書の習慣を身につけてみてはいかがでしょうか。知識の習得とストレス軽減を継続的にできるため、一石二鳥です。

【もう少し楽に就活ができないか検討する】 単純に活動量を少なくしてみる方法です。活動量が多過ぎて疲れているのであれば、減らしてみてはどうか、というシンプルな提案です。

昨今では、様々な就職支援エージェントが存在していて、結局どのエージェントを利用するのが効率的なのか分からなくなることがあると思います。しかし、その中には通常ルートだけではなく、「特別選考」を用意しているエージェントがあるので、選択を誤ってしまうと非効率的な就活をするハメになるかもしれません。

「特別選考」とは、ES提出を免除してもらえたり、一部の面接をスキップできたりする選考ルートのことです。

en-courageでも、このような「特別選考ルート」をご提供することが沢山あります。 ご興味がある方は是非一度、メンターとの面談へお越しください。

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2-2.就活状況を他の学生と比較し過ぎて疲れた場合

【人は誰しも比較はしてしまうものと認識しよう】 人という生き物はそもそも、何かや誰かと比較したがるものです。故に、大昔から今に至るまで差別という問題はなくなりません。しかし、就活において誤った形で比較を続けると、精神的に疲労困憊してしまいます。

よくある間違った比較の例です。 「就活で結果を残せている人=能力が高い人」 「就活で結果を残せていない自分=能力がない人」

これは、とんでもない間違った認識です。それにも関わらず、世の中には「内定を比較的早く取れたから」「優良企業の内定を取れたから」という理由で、就活がうまくいっていない人に対して、まるでマウンティングを取るかのように接する人が少なくありません。その影響を受けて、「今、就活がうまくいっていない人」がこのような錯覚に陥ってしまうのです。

ここで、上手な比較方法をお伝えします。 「就活で結果を出した人」と「就活で結果を出せない人」で、何が違うのかを徹底的に比較しましょう。このサンプルは多ければ多い方がよいです。そして、最初にお伝えしておきますが、「就活で結果を出した人=基礎能力が高い」は間違いです。「就活で結果を出した人」の中には、いろんなタイプが存在するため一概にコレだという答えをお伝えすることはできません。しかし、「行動量」「知識量」「論理的思考能力」「コミュニケーション能力」「身だしなみ」「喋り方」「運」などのいずれかにおいて、突出していたことは間違いありません。また、これらは訓練次第でいくらでも高めることが可能です。

我々en-courageでは、そういった折角持っている「あなた自身の良さ」を、就活の場で惜しみなく発揮できるようにするための準備をお手伝いしています。 例えば、グループディスカッションや面接の練習であったり、エントリーシートの添削であったり、様々な対策方法を伝授しています。 気になる方は、是非一度、面談にお越しください。

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【焦って非効率的な行動をしていないか見直す】 インターンシップに合格できなかった、内定が全然取れていないなどの理由によって、就職活動を焦ってしまっていないでしょうか。焦って自分の就職活動の軸を無理やり捻じ曲げてしまったり、全然行きたいとも思えないような企業へのエントリー数を増やしてしまったりすると、全体的に悪循環に陥ります。 「上手くいかない時は、何もしてはいけない」という意味ではないので、誤解しないように注意してください。

粘り強く、自分の軸に会う企業探しや、そういった企業の面接を受けていると必ず好機が舞い込んできます。その好機に、自らの能力を最大限に発揮できるスタミナや冷静さがなければ、今までの苦労が水の泡になりかねません。 そうならないためにも、「上手くいっていない時こそ、冷静になる」ことが重要です。

冷静になるオススメの方法は、1日5分〜15分間の瞑想です。「え、瞑想?」と思う方もいるかもしれませんが、かのGoogleでも取り入れらているマインドフルネスの方法ですので、騙されたと思って是非試してみてください。 寝る前のちょっとした時間でもよいので、スマホを置いて、目を閉じ、自分の呼吸にだけ意識を集中します。最初は雑念が入り、瞑想に集中することができないかもしれませんが、目を閉じて、落ち着いた空間で、深呼吸をするだけでも価値があります。スーッと自分の心が落ち着いていき、頭が整理されていく感覚があるはずです。

【早期内定や有名企業内定=幸せという考えを見直す】 就職活動をしていると、色んな人の意見に触れる機会が多くあります。その中には、「早く内定をもらって保険をかけておくのが正義だよ」「ベンチャー企業はブラックの可能性が高いから、有名企業にいった方がいいよ」などという情報もあるでしょう。 これらの意見全てが間違っているわけではありませんが、あくまでも「他人の価値観によって出てきた意見」であることを念頭に置いておきましょう。

社会人になって数年も働くと気付くことではありますが、「有名企業に勤めている=幸せ」という方程式は必ずしも成り立つわけではありません。いかにも人生を謳歌している感じがする人でも、スタートアップに勤めている場合も往々にして存在します。

結局、就職活動において最終的に入社を決める企業は、「自分にとって、その企業で働くことが本当の意味で幸せかどうか」で決めた方がよいのです。 人のストレスの原因は、大半が人間関係とも言われている通り、仮に福利厚生だけを目当てに有名企業に入社したとしても、もしかすると人間関係が良くなく、疲弊するだけの毎日が待っているかもしれません。 一方で、自分の覚悟を見誤り、スタートアップに入社してバリバリ働くつもりが、成功するまで心や体が持たず、転職に追い込まれる場合もあるかもしれません。

そうならないためにも、自己分析をしっかりと行い、妥協しない就職活動を続けることを我々en-courageはオススメしています。

▼自己分析の方法はコチラ

2-3.就活の雰囲気、空気感に疲れた、嫌気がさした場合

【就活にはおかしな部分がたくさんある】 就職活動には、たくさんの違和感が存在します。それは、「今まで仕事とは無縁の部活に魂を捧げてきたのに、就活のタイミングになったから、就活を始めなければならないこと」だったり、「個性が大事と言われているのに、就活中は何故か皆そろって真っ黒のリクルートスーツを着用しなければならないこと」だったりと様々です。

人によっては、この就活の雰囲気に対して嫌悪感や疑念を持つこともあるかもしれません。もし、これを読んでいる貴方が嫌悪感や疑念を持っており、それが我慢ならないレベルまできているのであれば、「就活をしない」という選択肢を持ってみてはいかがでしょうか。 冒頭でも触れた通り、就活をしなくても今の日本では十分なお金を得られる仕事が沢山あります。もちろん、この道は生半可な覚悟では、すぐに崩れ落ちてしまいます。あくまでも、自分自身の価値観において、「どちらが幸せか」をよく検討した上で判断されることをオススメします。

3.【具体シーン別】就活に疲れた時の対処法

ここからは、さらに具体的なシーン別に「疲れた」場合の対処法を紹介します。

3-1.やる気が起きない、モチベーションをあげたい

①なんのために就活をしているのかを考える 基本的には「自分の幸せ」に結び付くから就職活動を行なっているはずです。しかし、その幸せの形すらも見失いそうになってきたら、今の就活に対して満足した気分になってみてください。今日という1日が良い日であったと自分に言い聞かせてみてください。面接で失敗しても、しかめ面で道を歩くのではなく、笑顔で道を歩いてみてください。そうすれば、貴方自身が持っているポジティブな力が発揮されるはずです。何事も形から初めてみるのは効果的です。楽しんでいる振りを続けていれば、そのうち本当に毎日が楽しくなってくるはずです。

②今の行いは、将来に必ず結び付くと信じる スティーブ・ジョブズの言葉ですが、ただただ前を向いて、ひたすらに進もうとしている時は、自らの行動が本当に将来に繋がっているのかと不安になることでしょう。しかし、振り返ってみると、点と点が結びついていくのです。だから、将来と今は必ず結び付くと強く信じる必要があります。

③大きな目標や夢を持とう 成功してきた人々は、必ず目標や夢を持っていました。目標や夢を持つと、その状態を思い描き、その理想状態に近づくために日々努力することを怠らないようになるからです。

④とにかく、何でもいいから初めてみる 昔から、最大のリスクは何もリスクを取らないことであると言われています。また、マーク・ザッカーバーグはこのようにも言っています。 「世界が目まぐるしく変化していく中で唯一失敗が保証されている戦略はリスクをとらないことです。」 エントリーシートの提出や面接は、どれだけ受けても無料です。自分の軸に近しい企業だと感じたら、どんどんエントリーしていきましょう。

3-2.お祈りメールが来てショックを受けた

受かったと思ったのにお祈りメールがきてショックだった、という経験は多くの人があるのではないでしょうか。この際、この「不合格」という事象をどのように受け止めるのか次第で、精神的な疲労度合いだけでなく、今後の就活を左右します。 「不合格」という事象に対して生まれた負の感情は、努力のきっかけとなることがあります。しかし、努力のきっかけにできなかった場合は、ひたすらに自分を苦しめる非生産的な事象だったことになります。 「不合格」だったことを「ショックだ」で終わらせず、「次は合格しよう」に繋げられるよう自身の心をコントロールしていきましょう。

3-3.面接で否定されて自己肯定感がなくなった

就活の面接において、自分自身の能力や努力を一笑に付されるケースは少なくありません。そのため、連続してそのような扱いを受けてしまうと、自己肯定感を喪失してしまう人も出てくるでしょう。

しかし、貴方は貴方のままで良いはずです。誰にもこれを覆すことはできません。もし仮に、自己の存在を全否定されたとしても、そんな言葉は右から左へ受け流してしまいましょう。

「評価者の判断は、必ずしも非評価者の能力と一致しない」という研究成果も出ているくらいです。よって、周囲の人の言葉を鵜呑みにせず、自らの存在に対して自信を持ちましょう。

4.就活に疲れた→何もしていない状態は危険

さて、これまで就活に疲れた場合の対処法についてお伝えしました。そして、先述の通り、「疲れた」からと言って何もしていない状態になるのは非常に危険です。それは、就職活動を続ける場合も続けない場合も、どちらのケースでも同じことが言えます。

「維持は停滞」という言葉がある通り、何か新しい行動を起こさなければ自らの成長や成功を掴み取ることはできません。もし、今後も就職活動を続けるのであれば、以下の方法を試してみてはいかがでしょうか。

4-1.社会人になった先輩や就活を終えた先輩に相談する

先述の通りですが、やはり先輩の意見は非常に役立つケースが多いようです。選考内容や対策方法について教えてくれることが多く、情報もネットよりも正確であるためです。もし、身近にそういった先輩がいなかったり、もっと色んな人と会いたかったりする場合は、en-courageのメンターと面談してみてはいかがでしょうか。 以下のリンクより、面談予約ができますのでお気軽にお申し込みください。

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4-2.自己分析やES、志望動機を見直す

就職活動において、TOPレベルで重要なこの3つを練り直してみてはいかがでしょうか。自己分析が不足しているため、就活の軸が定まっておらず、納得感のない企業に無駄にエントリーしてしまっていることもあります。この場合、仮に落ちてしまったら、余計な体力を奪われるだけでなく、不本意な企業からお祈りメールが届いて精神的な疲労に見舞われ、どんどん就活が嫌になっていく悪循環に陥ります。 そうならないためにも、自己分析やES、志望動機を改めて見直してみると疲れない就活、楽しい就活ライフを遅れるかもしれません。

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