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化粧品業界トップ5社を徹底分析!共通する課題とは?

多くの女子学生が一度は選択肢に考える化粧品業界。異業界からの参入によって今後の市場はより厳しいものになっていくことが予想されます。今回は化粧品業界の現状、そして、業界トップの企業群の具体的な企業概要、選考内容までを確認していきます。

化粧品業界の概要

・業界の概要 まずは、化粧品業界の概要について確認していきましょう。

矢野経済研究所によると、化粧品業界の市場規模は2017年度が2兆5450億円で、毎年微増しています。

増加の要因としては、インバウンドの取り込みが筆頭として挙げられます。それ以外の要因では日本人の化粧品への需要が増えたこと、特に、機能性化粧品の需要が増えたことが挙げられるでしょう。

・化粧品業界に求められる人物像 化粧品業界に求められる人物像としては、当たり前かもしれませんが、「美」について関心があるということです。

企業の商材の哲学に直結する、美への情熱を企業に対してぶつけることが選考を進める上でとても重要になります。

また、希望する職種に多少左右されますが、語学力を筆頭としたグローバル人材が、今後の化粧品業界には求められます。

現在の業界トップの企業のほぼ全てが、人口減少が始まっている国内市場に固執せずに、需要が高まっている海外市場に目を向けています。

また、販売員として店頭に立つ場合は、多くの外国人を接客しなければいけません。英語だけでなく、中国語や韓国語を話すことができる人材であることは、化粧品業界の企業を志望する上で、大きな武器になるでしょう。

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化粧品業界の今後のカギ

・海外市場 化粧品業界において、ほぼ全ての企業は海外市場に勝機を見出しています。その理由は、前項でも話した通り、国内市場が今後縮小していくことが予想されていく反面、海外の化粧品市場は毎年成長しているからです。

そのため、多くの企業は海外拠点を積極的に増やしており、語学力を有する人材の需要が高まっています。

・男性用化粧品の台頭 また、近年は男性用化粧品の需要が高まっています。2018年は1175億円の売上が見込まれるなど、女性用化粧品に比べて規模は及ばないものの、市場自体は成長している点に、多くのメーカーが注目しています。

化粧品市場では、2017年に設立されたベンチャー企業、バルクオムは男性用化粧品にフォーカスして事業をスタートさせています。従来の男性用化粧品市場の主要ターゲットであった中高年ではなく、美意識が高い若者が主な顧客となっています。

また、化粧品ではありませんが、電機メーカーであるPanasonicは、メンズグルーミングの需要を読み取り、積極的に新商品を投入しています。

どちらの企業も、男性が潜在的に持っていたニーズをいち早く読み取り、いち早く市場に投入したことで、存在感を示しています。

・異業界からの参入 化粧品業界は、業界の特性上、他業種からの参入が起こりやすい業界となっています。

例えば、カメラのメーカーとして知られる富士フィルムは、ASTALIFT(アスタリフト)やLunamer(ルナメア)という化粧品ブランドを新たに投入しています。また、食品メーカーとして知られる味の素も、JINO(ジーノ)という化粧品ブランドをローンチしています。

今後も、化粧品業界の競争は激しくなることは間違い無いでしょう。

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化粧品業界における新しい動き

前の章では、化粧品業界における企業間の動きについて記述していきました。それでは、消費者目線ではどのような動きがあるのでしょうか?

近年起きた、化粧品業界の動きを数個紹介していきます。

・越境ECなどのチャネルの多様化 越境ECという言葉はご存知ですか?これは、ECサイトでの購買が、国内の二者間で行われるのではなく、国際的に行われる電子商取引のことです。

例を挙げるならば、中国に在住している人が、Rakuten Global Market(楽天が保有する越境ECサイト)で日本の化粧品を購入するといったことが思い浮かべることができますね。

以前は、拡大する中国市場を代表する海外には、直接出店したり、空港の免税店に出店することが一般でした。または、日本に観光しに来た外国人(インバウンド)がいわゆる「爆買い」をすることがテレビで話題になったりしましたよね。

しかし、海外への店舗の出店は様々なリスクを伴います。また、インバウンドに関しても、日本への渡航費がかさみます。

その点、越境ECは上記2つのデメリットを解決することができ、現在急激に成長しているのです。

・テクノロジーによるメイクの提案(資生堂のメイク提案アプリ) 男性でメイクをする方は少ないかもしれませんが、女性の場合は多くの人がメイクをしているのではないでしょうか? しかし、その中で「新しいリップを試したいけど近くにお店がない...」「そもそもお店に行く時間がない」といった悩みを持つ人は多いでしょう。

その中で、資生堂がリリースした「ワタシプラス カラーシミュレーション」というアプリをご存知ですか?インカメラを活用して、資生堂の化粧品を仮想的に試すことができるアプリです。

今までは店頭で販売員が提案することが一般的な形でしたが、アプリを使うことによって、自宅で、じっくりと化粧品を選ぶことも可能になりました。

・M&Aの激化(海外市場への進出) 停滞する日本市場を飛び出し、多くの企業は海外市場に着手しています。その際、多くの企業は現地の有力企業を買収する手段を取ることが多いです。

その成功例としては、化粧品業界第3位のコーセーが、アメリカのTarte(タルト)社を買収した出来事が挙げられます。 2014年に子会社化したタルトは、2018年度までにその売り上げを5倍以上に伸ばし、コーセーの業績に大きく貢献しました。

一方で、ポーラが買収したjuliqueは苦境に陥るなど、明暗が別れる形になっています。

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化粧品業界トップ5社を分析

それでは、具体的に化粧品業界のトップ企業の概要を確認していきましょう。

・花王(第1位:売上高...1兆5080億円) 売上高:1兆5080億円(2018年度) 営業利益:2077億円(2018年度) 設立年:1887年 従業員数:3万3664人(連結)

花王は、化粧品業界最大手の企業です。1887年に長瀬富郎によって創業されました。

創業から数年経った1890年に「花王石鹸」を発売し、人気を得ます。花王石鹸で人気を博したように、トイレタリー部門においては、国内シェア1位、世界シェア7位の日本を代表するメーカーです。(※化粧品部門のみの売上では、資生堂が国内1位、花王が2位ですが、本稿では全体的な売上で順位を設定しています)

花王の事業セグメントを確認して行きましょう。花王は、大きく分けて3つのセグメントに分かれています。

コンシューマプロダクツ事業、ケミカル事業、その他です。化粧品事業は、コンシューマプロダクツの中の事業の1つです。

コンシューマプロダクツ、ケミカル事業の中では、大きく分けて化粧品、スキンケア・ヘアケア、ヒューマンヘルスケア、ファブリック&ホームケア、ケミカルの5つの収入の柱を有しています。

2019年の第3四半期決算によると、化粧品事業、ファブリック&ホームケア事業に関しては、前年比で売上がおよそ10%成長していますが、その他のセグメントでは微増、また、ケミカル事業においては6%の落ち込みを見せています。

花王の企業理念は「花王way」であり、これはES、面接の設問で必ずと言っていいほど問われます。そこに関連して、長期経営戦略の中で、2030年までに達成したい姿として、

「生活者の気持ちにそっと寄り添える企業」を企業イメージとして作り上げようとしています。

実際に選考に臨む際は、消費者視点で物事を考えることができることや、マーケター、営業職に必要な粘り強さを発揮したエピソードをアピールすることが選考突破のヒントになりそうです。

・資生堂(第2位:売上高...1兆948億円) 売上高:1兆948億円(2018年度) 営業利益:1083億円(2018年度) 設立年:1872年 従業員数:38640人(連結)

資生堂は化粧品事業だけで見た場合、国内最大手の企業です。1872年に創業し、現在は世界120の国と地域で事業展開をしています。

資生堂の化粧品事業は、大きく3つの価格帯に様々なブランドを揃えて展開しています。

高価格帯の「プレステージ」には、「SHISEIDO」、「クレ・ド・ポー ボーテ(cle de peau beaute)」、「イプサ」が主にラインナップされています。

中価格帯の「コスメティクス」には「エリクシール」、「マキアージュ」、「アクアレーベル」などがあります。

低価格帯の「パーソナルケア」には「専科」、「TSUBAKI」、「シーブリーズ」があります。

他にも、有名なデザイナーとコラボした「フレグランス」では「DOLCE&GABBANA」、「ISSEY MIYAKE」などとの商品があります。

資生堂が国内の化粧品業界の企業に差をつけているのは、徹底した海外志向にあります。現在、全体の売上高に対する日本事業の売上は41.6%であり、売上の半分以上を海外事業が占めています。

資生堂は注力しているプレステージ領域への投資が功を奏し、前年比で売上高が8.9%増加しています。地域としては、中国事業、トラベルリテール事業(空港での販売)が驚異の前年比30%以上の伸びを見せています。

逆に、資生堂が抱える課題は、巨大市場である中国経済が減速する可能性を孕んでいること、日本へのインバウンドが鈍化していることなどが挙げられます。

今後は、中国事業に依存することなく、伸びが著しいトラベルリテール事業、そして、米州、欧州事業の売上を着実に育てていくことが重要になっていくでしょう。

・コーセー(第3位:売上高...3329億円) 売上高:3329億円(2018年度) 営業利益:524億円(2018年度) 設立年:1948年 従業員数:14046人(連結)

コーセーは、化粧品業界第3位の企業です。コーセーが保有するブランドとしては、コーセー、雪肌精、エスプリーク、ジルスチュアート、アディクションを挙げることができます。

コーセーも資生堂と同じように、価格帯に分けて、ハイプレステージ、プレステージ、コスメタリーの3つです。

海外売上比率は現在27.9%ですが、2016年から年平均3%海外売上比率が伸びています。

他の化粧品業界各社と同じく、コーセーも高価格帯のブランドに注力することで、営業利益率を15.7%と、他社と比べて高水準を保つことに成功しています。

中国市場では、2018年に中国最大のECサイトである天猫(Tmall)に主力ブランドであるDECORTEを出店しており、2017年には272億円であった中国市場での売上は、2019年現在、514億円に増加しています。

・ポーラ・オルビスホールディングス(以下ポーラ)(第4位:売上高...2485億円) 売上高:2485億円(2018年度) 営業利益:1083億円(2018年度) 設立年:1929年 従業員数:4181人(連結)

ポーラ・オルビスホールディングスは、化粧品事業を主にするポーラと、通信販売事業を主にするオルビス、オーストラリアにおけるオーガニック商品を提供するjuliqueなどで構成されています。

全体の売上高の65%を占めるポーラが前年比で売上を向上させている一方、2012年と2011年にそれぞれ買収したjulique、H2OPlusは苦境を迎えています。

その中で、「THREE」「DECENCIA」といった新たなブランドは着実に成長しており、企業として収益の柱をPOLAだけに頼らず、分散していこうとする意図を感じます。

・マンダム(第5位:売上高...789億円) 売上高:789億円(2018年度) 営業利益:1083億円(2018年度) 設立年:1927年 従業員数:2914人(連結)

マンダムが他の化粧品業界のメーカーと一線を画しているのは、男性用化粧品を商品の主力としている点です。 売り上げの過半数を男性用化粧品で占めているのは化粧品業界大手の中ではマンダムだけです。

成熟した女性用化粧品市場に比べ、男性用化粧品市場は潜在的なニーズがまだまだ見込めます。

マンダムのみならず、化粧品業界の各メーカーが抱える今後の課題として、男性用化粧品市場を如何に開拓していくかが求められます。

マンダムは大きく分けて三つの事業セグメントに分けられます。男性用化粧品事業、女性用化粧品事業、海外事業の三つです。

海外事業では、特にインドネシアに太いパイプを持っており、現在はマス中間層をターゲットにした戦略を立てています。

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化粧品業界5社、それぞれの選考内容

※以下に記述されている選考手順が必ずしも全ての学生に適用される訳ではありません。

花王 まずは、化粧品業界最大手企業、花王の選考フローを確認しましょう。

ES・適性検査→一次選考(動画面接)→二次選考→最終選考

<ES・適性検査> 花王に限らず、化粧品メーカーの多くは大量の応募者がいる為、選考の初期段階で候補者を絞りこみます。2020年卒の選考では、一次選考を、従来の対面型から動画選考に変更しました。

このことからも、ES選考の段階から就活生をスクリーニングしていることがわかります。

また、適性検査の中に、通常の言語・非言語テストの他、「ef-1G」と呼ばれる特殊なテストも含まれています。

対策の方法としては、同じテストを採用している楽天や富士フィルムのインターンシップ選考、本選考を受けて、事前にテストの内容を把握しておくことが出来ます。

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<面接> 2020年度からは、一次選考が動画面接に変わりました。具体的には、人事社員が話す動画が流れた後、指定された質問に随時答えていく形式です。

花王wayや自分のやりたいことについてなど、基本的なことが聞かれるようです。また、花王は職種別採用(マーケター、またはケミカル営業)を行っており、最終面接前にどちらかの職種で受験することが通達されます。

そのため、ESの段階から、自分が行きたい職種に適した内容を仕上げることが求められるでしょう。

資生堂 資生堂も職種別の採用を取っています。今回は、カスタマーマーケティングの選考フローについて確認していきましょう。

ES・適性検査→一次選考(GD+面接)→最終選考(面接)

<ES・適性検査> 通常の設問に加えて、1分間の動画面接も含まれる選考がまず行われます。設問は志望動機やガクチカに加え、突飛な設問が1つ含まれていることが多いです。一例では、「食堂の売上を5倍にするプランを考えてください」といったものが挙げられます。

設問が複数個あることや、動画面接、突飛な設問があることからも、この段階で候補者を絞ろうとしていることが伺えます。

適性検査は、TG-WEBが採用されています。難易度はやや高めなので、事前に対策をしておくことを強くお勧めします。

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<面接> 一次選考はグループディスカッション(GD)がまず行われ、GDが終わった後に一部の学生が呼び出され、再度面接が行われるようです。

GDのお題は毎回変わるようなので、対策は難しいようです。その中で、多くの社員が見回りをしている点がポイントです。

他のメンバーと協調しながらも、ただ意見に迎合することなく、自分の意見の主張、ひいてはチームとしての成果を最大化できるような論理的な思考ができるかをしっかりと測られているようです。

最終面接では、役職の高い社員が担当しますが、他社に比べて圧迫的な雰囲気になることは少ないようです。その中でも、なぜ他社ではなく資生堂なのかということを説明することで、志望度の高さを示すことが重要です。

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コーセー 総合職採用の場合、以下のステップで選考が行われます。

ES・適性検査→一次選考(面接)→二次選考(面接)→最終選考(面接)

<ES・適性検査> コーセーの2020年卒のESは以下の四問です。

今のあなたを作り上げたと思う経験を3つあげ、身についたことを教えて下さい。(500文字以内) あなたは、KOSEのどのような点に共感し、10年後どのように活躍していたいか教えて下さい。 (300文字以内) あなたが、働きたいと思う企業のポイントと、その理由を教えて下さい。 (入力の際は改行せずにご回答下さい。 綺麗と思う写真とその理由(200文字以内)

設問を見てわかる通り、ES提出の時点で、しっかりした軸、志望動機を持っていることが求められます。適性検査は玉手箱が採用されているようです。

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<面接> 全ての選考において個人面接が行われます。一次選考、二次選考ではESに沿った質問が多く飛びます。二次選考では、かなり深掘りをされるようなので、徹底的な対策をしましょう。

最終選考では、なぜ他のメーカーではないのか?他の化粧品業界のメーカーで同じことはできないのか?などといった質問を必ず受けます。

しっかりと第一志望である旨を示しましょう。

ポーラ ポーラの選考ステップは以下の通りです。

ES・適性検査→一次選考(面接)→二次選考(面接)→最終選考(面接)

<ES・適性検査> ポーラが求めるESの設問は、とても一貫性があります。

大学時代に取り組んだこと 取り組んだことの課題、目標 その課題、目標を解決、達成するためにしたこと それをするためにぶつかった困難、困難を乗り越えるために何をしたのか

このように、ESの段階から課題、目標意識を明確に持っているかを問われます。この段階で、かなりの志望者が落とされることは間違い無いでしょう。

適性検査は自宅ではなく、試験場で行われます。言語、非言語に加えて、標準レベルの英語のテストもあるので、参考書などで対策をしておきましょう。

<面接> 特徴的な選考としては、二次選考で絵画を見るように指定され、それについて説明する、という設問が用意されたという声があります。

化粧品業界ならではの、「美」に対する感性が求められます。また、最終選考では、自らのキャリアビジョンについて社長に直接プレゼンするなど、他の企業には無い選考内容です。

候補者の志望度だけでなく、内定でゴールなのではなく、将来のビジョンをどこまで持っているのか。どんな感性を持っており、どれだけ上手く伝えることができるかを測っているようです。

マンダム マンダムの選考ステップは以下の通りです。

ES→一次選考(GD)→適性検査(Webテスト)→二次選考(グループ面接)→最終選考

<ES・適性検査> ESは他の化粧品メーカーに比べてかなりシンプルです。2020年卒のESの設問は、

マンダムの企業理念を見て共感したポイントとそれを踏まえどのように貢献(社会・会社・生活者等)していきたいかを記入してください (400字) あなたが今までにした「一番大きな失敗とそこから学んだ事」を教えてください。(400字) あなたが学生生活で「情熱をもって本気で楽しんだこと」を教えてください。(200字)

適性検査は、自宅で行う、言語、非言語、性格テストです。SPIなどの通常のテスト対策をして臨みましょう。

<面接> 一次選考、二次選考はそれぞれGD、グループ面接を採用しています。ここで、他の学生の意見に真摯に耳を傾けることは意識しましょう。

最終選考は、役員クラスが一堂に会するものですが、厳かな雰囲気になることは少ないようです。

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化粧品業界の企業に共通すること

これまで、合計5社の化粧品業界のメーカーの概要、選考内容について見てきました。化粧品業界を志望する学生が抱える問題としては、各社がそれぞれ特殊なESの設問や適性検査を課してくることです。

化粧品業界のメーカーに絞って志望する学生は勿論、そのうちの一社のみを受ける場合も、一定の時間を対策するために割く必要があります。

また、全ての化粧品業界の企業が最終選考やその前の選考において、かなり鋭い指摘、深掘りをしてきます。しっかりと対策していきましょう!

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