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コラム
2019/04/23

理系学生は就職後どんな仕事をするの?理系の仕事大全

理系就活生の皆さんには、情報学部、工学部、農学部など様々な専門分野があるでしょう。しかしいざ就活になると、「自分の専門性はどんな企業・職種で活かせるか?」わかりづらいですよね。そこで今回は、理系学生の皆さんが仕事を選ぶ時のヒントをお伝えします。
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理系学生にとって人気の企業は?ランキング形式で紹介

これから就職活動をされる理系学生のみなさん。世の中の理系学生がどんな業界・企業を見ているか気になるでしょう。

では理系の就活生にとってどんな企業が人気か?ランキング形式でお伝えします。

理系学生に人気の企業トップ10は以下のようになっています。
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1 明治グループ(明治・Meiji Seika ファルマ)
2 ロッテ
3 Sky
4 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)
5 NTTデータ
6 カゴメ
7 キユーピー
8 花王
9 味の素
10 住友林業
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※1 ブンナビ2020
『2020卒前半 就職ブランド調査』より引用。

このランキングを見ると、理系学生の就職活動特徴として2つあげられます。1点目は、消費財など生活に近い(≒知名度の高い)商材を扱う企業が人気。例えば食品業界の人気度の高さ。

10位のうち5つが、明治、ロッテ、カゴメ、キューピー、味の素など食品系業界で占められています。また、8位に消費財メーカーの花王もランクイン。知名度の高く、生活にも近い商材を扱う企業が、理系学生においては超人気といえます。

2点目が、情報通信業界の人気の根強さ。NTTデータ、伊藤忠テクノソリューションズ、Skyなどコンピュータ・ネットワークシステムの販売・保守、ソフトウェア受託開発、などを手がける企業の人気度は非常に高い。

このランキングから見ると、多くの理系就活生は、業界単位で企業群を分けて考えており、中でも食品業界、情報通信業界はもっとも人気な業界です。

しかし「理系」といっても多様な専門性や研究を積んできた学生の方は多いでしょう。次からはさらに細分化を行い、各学部や専門性ごとのキャリアを明らかにします。

各理系学部ごとの職業大全

ではここから理系就活生の学部や専門性ごとにあるキャリアパスを明らかにします。ここで紹介する学部系統は理系の中でももっともメジャーな、理学部、工学部、農学部の3つです。

ではここから学部別ごとに一般的な理系就活生のキャリアパスをお伝えします。

理学部系の理系就活生へ!市場価値の高いキャリアパスとは?

理学部の理系学生の専門性は極めて多様です。
例えば、数学や物理といった分野が挙げられます。そこで今回は理学部の理系学生に向けてオススメのキャリアパスをお伝えしていきます。

▼人材市場で近年高い需要を誇るデータサイエンティスト。
データサイエンティストとは、ビッグデータを活用し、自社内の大量のデータを分析し、経営や事業の意思決定を行うサポートをします。

データサイエンティストがどんな仕事をしているのか、具体例をお伝えします。
例えば、あるスーパーでは過剰な人数のパートスタッフを抱えており、人件費が高いという課題を抱えているとします。そこで登場するのが、データサイエンティスト。スーパーの購買履歴をデータ分析し、店舗の繁閑や時間帯によって最適なパートの人数やシフトを提案。それにより、人件費の効率化をサポートするのです。

このようにデータサイエンティストは、例えば企業の業務システムやWEBサイトに蓄積された膨大なデータを分析。そこから事業を成長させる仮説を立て、ビジネスに貢献するのです。

近年ビックデータやIotといったワードがビジネスの現場で注目を集めており、非常にデータサイエンティストの需要は高まっています。またデータサイエンティストは全米で最高の職業とも言われるほど

ぜひキャリアの選択肢に入れて見て下さい。

▼金融・証券アナリストとしてのキャリアパス
2つ目の注目職業は、金融・証券アナリストです。金融・証券アナリストは、銀行や証券会社の金融機関に所属し、企業動向や経済状態、株価の将来予測額を立てます。

また、市場の動向や企業の調査、株価の将来的な変動を見据え、投資家への注目株のアドバイスなどを行います。この職種では、統計学や計量分析といった理系に近い学問的素養が必要とされます。

また証券アナリストの世界では、CMAという資格が必要とされます。つまりキャリアパスを切り開くには、絶え間ない勉強や向上心が求められる仕事です。

ですが勉強ができれば、証券アナリストが必ずしも活躍できるとはいえません。なぜなら、株価の予想や企業の業績予想を行うにあたり、企業の担当者や投資家などと密なコミュニケーションをとる仕事のため。

専門知識だけでなく、対人スキルも必要とされる職種です。

工学部系の理系就活生へ!研究職のキャリアパス

工学部の専門分野は、機械工学、電子工学、情報通信学といった分野があります。またこれらの専門分野を学んだ理系学生は、多くの業界・企業に必要とされるため、就職活動でも多くの企業から引く手あまたです。

また多くの工学部系理系が歩む、3種類のキャリアをご紹介します。

▼ものづくりの分野で必要とされる、工学部のキャリアパス
工学部系の学問を専攻する理系大学院生の就職先は、製造業からIT業界に位置する半導体製造業、通信、また電気やガスに分類されるインフラなど非常に多岐に渡ります。例えばエレクトロニクスや自動車メーカーなど、日本を代表する製造業への就職が非常に強いです。

それゆえ日本が持つ各産業の中でも、ものづくりの領域で非常に強く必要とされる分野。機械工学系出身の理系学生キャリアパスとしては一般的なものは以下3つです。

1生産・製造・生産技術
自社製品を作り、世に送り出す製造業において、最も基本的な仕事である生産サイドです。現場で商品を作る立場から、生産ラインの設計、製造工程のマネジメントなどモノづくりを行う原点を支える仕事です

2品質管理/品質保証
「品質管理」とは、製造された製品が出荷できるかを管理する仕事です。つまり自社製品で求められる品質を維持することがミッションです。

また「品質管理」の仕事は、製造工程の中で発生した不良品をチェックし、弾くのではなく、製造工程のマネジメントも行います。その中で製造の標準化を行い、製造だけでなく、原料調達から顧客へのアフターサービスまで、製品を生産してから顧客への流通一気通貫したサポートを行います。

3研究職・応用研究
機械工学系就活生のキャリアパス3つ目は、研究職。しかし研究職は3つほど種類があります。その3つは、基礎研究と応用研究、開発研究の3種類。

基礎研究職は、用途に関係なく未知の物質などに対して、研究を行なっています。2点目の、応用研究の仕事では、基礎研究の成果を元に、具体的な製品や技術に実用化する研究を行います。

3点目の開発研究職は、基礎研究や応用研究を通じて得た知識を有効活用し、新しい素材や製品の導入また改良が開発研究職の仕事です。

農学部系の理系就活生へ!食品業界での仕事内容は?

農学部系の就活生にキャリアの選択肢をご紹介します。

▼農学部理系学生にとって、最もメジャーな食品業界。理系の仕事は?
農学部系の理系就活生にとって最も人気/メジャーな就職先は食品業界でしょう。そして食品業界でも、様々な分野・企業が存在します。例えば飲料・製粉・食品など。

食品業界入社後のキャリアパスは、大枠3つあります。1点目は品質管理職。この仕事は工場で生産された商品をあらゆ流食品管理の手法を用いて、品質の問題をチェックする仕事です。また特に食品と言う商材は、顧客の健康にも関わる商材であり、品質に問題があった際に企業に与える影響は非常に大きい。企業ブランドを支える非常に重要な仕事です。

2点目は、研究職。自社ブランドを顧客に選んでもらう上で欠かせない仕事が研究職です。食品業界の新商品開発や、品質を守る非常に重要度の高い仕事。食品業界の研究職は、新規商品の開発に必要な技術や発見を行う研究と、商品の品質や味、風味を作る製品開発業務の2つがあります。

3点目は、製造技術職。この職種は、「商品を作るに当たって必要な技術」ではなく「工場における製造ライン」を担う仕事です。業務内容は、製造ラインにある機械のメンテナンスから、現場作業員のマネジメント、品質のチェックを行う仕事。現場にでて、食品業界に欠かせない「製造」を支える仕事です。

▼農学部で得た知識が最大現に活かせる種苗メーカー。「育種」の仕事内容は?
また種苗メーカーや農具メーカーなどは、農学部の就活生にとって、もっとも有力な選択肢。種苗メーカーとは、穀物や野菜、牧草の種子を研究開発や生産、販売を行う企業群をさします。

品種の交配技術やバイオテクノロジーを駆使し、市場が求める商品の生産を行なっています。業界の主要プレイヤーとしては、国内種苗メーカーのリーディングカンパニーである、タキイ種苗や売り上げ高300億円以上を誇るサカタのタネが挙げられます。

種苗メーカーで理系就活生が経験できる仕事内容、特徴的なものは2つ。1点目は、「育種」という仕事です。この仕事のミッションは、様々な育種を交配させて、新しい品種つまり商品を作り出す仕事。

この育種という仕事では品種開発を行います。播種から作物の管理、調査、採種という業務を1年スパンで行い、有望な新品種を作り上げる仕事です。そして顧客である農家から評価を受けた品種を販売するといった仕事です。

種苗メーカーでできる2つ目の仕事内容は、研究職。ビニールハウスなど農業の現場で働き、新品種を作る育種とは意味合いが異なり、新品種を生み出すための「方法」を研究する仕事です。基本的には、食品業界の部分で解説した通り、新技術を探求する基礎研究と過去の技術の実用化を目指す応用研究の2分野があります。

今回は、理系就活生の方に向けて各専門分野ごとに適した業界や仕事内容について触れて行きました。「自分の専門分野を活かせる仕事がしたい」そんな理系就活生のご参考になれば幸いです。

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