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「就活どうしていいかわからない...」よくある5つの悩みに!現役人事の処方箋

「就活どうしていいかわからない」就活生の方々、いろいろな悩みを抱えているでしょう。今回は、やりたい仕事がない、面接がうまくできない、自分のアピールポイントが見つからない、就活の軸が見つからない、志望動機が書けない。このよくある6つの悩みについて、現役人事の山本さんから処方箋を聞きました。

就活の悩み① やりたい仕事がわからない就活生へ

「やりたい仕事が見つからないので、どうしたらいいかわからない」就活の序盤で良く相談をされる悩みですが、この悩みに対する答えはずばり「とりあえず色々な企業を調べてみる!」に尽きます。

仮にやりたい仕事、入りたい会社があり、その希望が適ったとしても、そこで待っている現実は就活中思い描いていたものとはかなり異なります。「バリバリ営業をしたい」「売れる商品開発をしたい」等の色々な思いがある事でしょう。

しかしながら、社会人になっていきなりその様に活躍する事はできません。そのレベルに至るまでには様々な経験が必要とされるからです。つまり、そもそも学生時代の社会人像と現実に感じる社会人像は合致する事は少ないのです。

誤解を恐れずに言えば、受験企業に対する理想が高ければ高い程そのギャップは大きくなりがちですし、多くの方が直面する現実なのです。

そうであれば、開き直って無理にやりたい仕事を見つけるなどという事はせずに、「勤務地が良い」、「面白そうな商品を開発している」・・・大した理由がなくても、あまり興味が沸かなくても、どんどん色々な企業の説明会に参加をしてみましょう。日本には数多の企業があり、各々の企業が特徴のある事業展開を行っています。

多くの企業を知る事ができる絶好の機会が就職活動です。社会を知る最初のチャンスを自分で制限をしてしまう事は非常に勿体ない事です。少なくとも会社説明会に参加をする事で、「企業の事業が分かる」、「人事担当者を通じて社風が分かる」、「受験をしようとしている他の学生が分かる」・・・まずは行動する事で景色は必ず変わります。

悩んで立ち止まる事を否定はしませんが、行動しない限り問題、課題は絶対に解決をしない事は忘れないでください。これは社会人になっても必要な事になります。

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就活の悩み② 面接の通過方法がわからない就活生へ

「面接が全く通過しない、、、どうしていいかわからない、、、」企業の選考が本格化すると多くの学生が直面する問題です。企業の面接についてはある程度の守るべき鉄則はあるものの、面接官との相性、受験企業の社風など自分では如何ともしがたい要素で合否が決まってしまうのが採用面接です。ここでは面接が上手くいかない場合に改めて振り返ってもらいたい3つの大事なポイントをお話します。

1.自分の言葉で話しをしているか? 面接をしていると台詞を覚えてきたかの様に話す学生がいます。本人の努力は否定しませんが、本人の人間像が全く分からず面接官としてはあまり評価をどうしていいかわからないタイプです。

面接の本質は本人との質疑応答を通して受験者と受験企業の「相性」を確かめる事にあります。敬語が間違っていても、言い回しが間違っていても全く問題ありません!まずは自分の言葉で話をしているかと振り返ってみてください。

2.自分の話がストーリーになっているか? 面接官が自己PRなどで一番聞きたい話は受験者のサクセスストーリーです。色々な苦労を経て、最終的に得た成果などを求めています。簡単に言えば「桃太郎が鬼を倒すのにどの様に苦労をしてきたのか?」という感じでしょう。

自己PRやエピソードを話す際の構成が「苦労話ばかり」、「プロセスばかり」と偏ってしまうと、面接官の腹落ちは非常に悪いものになります。

3.気持ちを切り替えているか? 最後は気持ちの持ち方の話になりますが、就活を通じて一番大事なものになります。 大前提として就活は落ちる事の方が圧倒的に多いのが現実です。受験企業全てから内定を取る学生は一握りでしょう。

落ちて当たり前の面接の合否の結果に一喜一憂していたら、それこそ気持ちが続きません。しかもテストの様に模範解答がある訳でもなく、30分程度の面接で自分の良さ、強みが完璧に伝わるなんて事自体に無理があるのですから、、、

不合格連絡があれば、失敗要因の半生をしっかりした上で引きずらないこと。後は気持ちを切り替えていきましょう。

就活の悩み③ 自分のアピールポイントがわからない

1回の面接時間はせいぜい30~40分でしょう。その時間の中で受験者の人間性を上手く伝える事は非常に難しい事です。自分のアピールの仕方なんてどうしたらいいかわからないのは多くの方の本音だと思います。

しかしながら現実には短時間の面接で自分をアピールして内定を獲得する事が求められます。これから自己分析をしながらアピールポイントを考えていく皆様に大事にして欲しいポイントは以下の3つになります。

1.自分が好きで長く続けてきた事はなにか?(自分の人生の棚卸し) 20年強の人生において、誰しもが好きな事、続けてきた事があるかと思います。まずは自分が長く続けてきた事を中心に自分の人生の棚卸しをしてみて下さい。部活、趣味、勉強、もしくはアルバイト必ず何かがあると思います。まずは最初に簡単な自分史を作ってみてください。

2.自己分析を通じて、過去の経験にどうやって取り組んできたか? 人生経験を棚卸していると、当然の事ながらある程度中心になる事が出てくると思います。その事象に対して自分がどの様に取り組んできたかが非常に重要になります。これは前述の面接のポイントにもありますが、自分のストーリーの作成に繋がってきます。例えば、サッカーを小学校から高校まで続けてきた。

レギュラーでない、県大会にも進めないとなるとアピールにならないかと思われますが、そんな事はありません。面接官は続けて来たサッカーに対してどの様な思いがあったのか?どの様な苦労をしたのか?を聞かせてもらいたいのです。

我々人事担当者は結果の優劣だけで判断はしません。その事象に対する本人の取組み姿勢が仕事にどの様に反映されるのかを気にしているのです。

3.周囲からどの様に言われる?評価されている? 社会人は周囲(上司、顧客・・・)から評価される事が大前提になります。自分の頑張りと結果が必ずしも一致しない事があります。つまり「周囲の評価が自分の評価」になるのです。

改めて、アピールポイントを考える時には今まで付き合った友達からどの様に見ているかを聞いてみて下さい。自分では「何も決められないタイプ」だと思っていても、友達からは「色々な話を聞いてくれるタイプ」と評される事があります。

つまり自分では弱みと思っていた事が周囲からは強みと思われる事があります。そうする事で客観的なアピールポイントが見つかるかも知れません。

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就活の悩み④ 就活の軸を持つ方法がわからない

就活をする際に自分なりに仕事を選ぶ際の「軸」を持つ事は重要だと言われています。文面としては至極当たり前の事ではありますが、いきなり「軸」を持つ事は中々難しいと思います。

きっと就活を進め自己分析が深まる中で何となく定まることが一般的でしょう。ここでは興味を持てる企業の探し方のヒントとして以下の3つを紹介します。

1.上場企業を調べる 日本には300万とも400万とも言われる企業の数があります。その中で上場している企業は約3,500社(東証1部、2部、マザース、JASDAQへの上場)しかありません。上場しているから偉いなどという訳ではなく、上場企業には情報開示の義務があります。

HPからは採用情報だけでなく、株主に向けた情報も数多く掲載されているはずです。つまり知るべき情報が沢山開示されているという事です。そして開示内容もある程度定型化されていますので、上場企業を調べていく事で他の企業との比較もしやすくなっていくはずです。

2.目上の人に聞く 今更と思われるかと思いますが、皆さんのご両親は就職をして既に20年、30年の経験を持たれた社会人の大先輩です。社会人として多くの経験を積まれています。自分の中で悩んだ時にはそういった社会人として長い経験を積まれた方に是非意見を聞いてみてください。

社会人2,3年目の先輩ではありません。長くキャリアを積まれた方と話をしてみてください。

3.給与を調べる 「社会貢献」「やりがい」などを就活の軸として良く聞く事があります。それ自体は大変結構な事だと思います。しかし長い社会人人生の中では「給料」は非常に重要な要素です。結婚、自分の住まい、子供、何をするにもお金は切り離せません。会社案内で初任給を聞いても意味がありません。

説明会などに行ったら是非「40歳で700万」という様な「モデル賃金」を聞く事をお勧めします。どうせ仕事をするのであれば、絶対に高給取りになるべきです。逆に言えば、この質問を曖昧に答える会社の給与水準はあまり高くない可能性があります。

就活の悩み⑤ 志望動機を書く方法がわからない

就活において「志望動機」は面接、エントリーシートで必ず聞かれる事になります。この質問に答えられないと内定はもらえません。その一方でその志望動機が思いつかなくて「どうしていいかわからない」という学生がいます。しかし、この問題については以下の3つを心掛けてもらう事で簡単に解決できます。

1.企業説明を聞いて、興味のあったポイントをまとめておく 学生向けに企画をされている会社説明会はかなり分かりやすくまとめられています。2時間程度の説明会を聞けば、事業において2,3点は必ず興味を持てる事があると思います。まずは、それらを中心にまとめれば、最低限の志望動機はまとまります。

2.人事担当者からの印象に残った言葉を引用する。 これも前述の項目と被っていますが、基本的に人事担当者は説明会の中において事業内容とともに社風、社内の雰囲気についても言及します。もしくは人事担当者はある意味では企業を代表して学生の前に立っています。

それはある意味社風を体言していると言えます。自分が長く働くであろう会社の社風とマッチングしているかというのは企業選びにおいては重要な要素になります。説明会において「当社の社風は○○です」という言葉があれば、「御社の○○な社風に魅力を感じた」と志望動機に絶対に使うべきです。

3.会社情報を徹底的に調べて他社比較を行う。 これは少し難しい対応かも知れませんが、本来の志望動機作成になります。業界が決まっていても、業界内の企業に応じた志望動機の違いが書けないというのは良く相談をされる話です。

しかし、企業分析を丁寧に行う事で同業界での事業の進め方は違うとわかります。またその情報は企業のホームページ上のIR情報から簡単に仕入れる事ができます。もしくは説明会においても直接人事担当者に聞く事も良いかも知れません。

その上で、他社との差別化を志望動機に盛り込む事ができるのであれば、魅力的な志望動機になります。

就活は色々な会社、業界を知る事ができる非常に有意義な機会です。この機会は社会人になると転職をしない限りありません。是非、積極的に企業を調べてください。

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よくある就活の悩み⑥ メールの書き方がわからない

就職活動で企業側との連絡手段として使うメール。しかし「メールの送り方がわからない...」「メールで悪印象を与えたくない」という就活生も多いのでは?

そこで、就活の場でメールを送る際の注意点について解説します。

メールでは必ず件名を記入する 1点目は、メールの件名を記入すること。件名の使い方としては、このメールが主題としているトピックを伝えること。

それにより、どんな要件でメールをしたか、意図が伝わる件名にしましょう。例えば、人事に福利厚生の質問をメールで問い合わせたい場合。

メールの件名は、 「福利厚生に関する質問事項」 といった文言に設定します。

メールでは宛名が必須。 2点目は、本文冒頭にメールの宛名を記入することです。誰に向けてのメールなのか、わかりやすく明示することが必要です。

具体的には相手の企業名/部署名/担当者の順に、改行を入れて記入します。

イメージとしては以下のようになります。 「株式会社〇〇 人事部 ▲▲様」

またこちらの記事ではメールに関する細かい注意点や例文8選などを記載しています。メールの書き方がわからない人はぜひ、ご確認下さい。

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