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【21卒東大生必見】ESを書く際の注意点まとめ

はじめに

 こんにちは。エンカレッジ東大支部です。

 この時期は、インターンだけでなく本選考のESを書く人も増えているかと思います。通過率の低さや、正解のない作業の連続にうんざりしている人も多いのではないでしょうか。

 今回は、これからESを書く人、今までに書いたESになかなか自信が持てない人へ、この機会に見直しておくべきことをお伝えします。

1. 「伝え方」を重視しよう

 まずは当たり前のことから確認していきましょう。あらゆる就活本やサイトで言われているように、ESを書くにあたって、輝かしい経験が必須なわけではありません。「内容」だけで評価がされるなら、書く前から負け試合だ、という人も少なくないでしょう。今から新しい経験をするチャンスがないのであれば、持っているカードで勝負するしかないのです。

 では、どう勝負するか。重視してほしいのが、「伝え方」です。商品でいうならパッケージ。最初に注目される部分です。この記事では「伝え方」における注意点をいくつか挙げていきたいと思います。

2. 「内容」は「自分の見せたい姿」から逆算

 本題に入る前に、「内容」について少しだけ補足しておきます。

 たった今、「伝え方」を重視しようといったばかりですが、「内容」を軽視してよいということではありません。持っているカードの中から、できる限り相手となる企業にふさわしいものを選ぶ必要があります。そこで意識してほしいのは、「自分がどんな姿を見せたいのか」ということです。もちろん、嘘をつけ、仮装をしろということではありません。皆さんは、20数年生きてきた分だけの、様々な側面を持っています。その中から、企業がそこで働く人間に求めているものを選び出して、そこをしっかり伝えることが大切なのです。この部分は最後に紹介する書き方講座で詳しく説明します。

3. すべては「伝わりやすさ」のために

 ここからは「伝え方」の話になります。「伝え方」というのは、言い換えれば「伝わりやすさ」のことです。企業側は何百枚というESに目を通すことになるので、初めから一枚一枚をじっくり読んでもらうことは期待できません。伝わりづらいESは、内容を吟味する前の段階で悪い印象を持たれる可能性が高いです。伝え方ひとつで、初めからハンデを背負ってしまうようなものです。

 以下では「伝わりやすい」文章を書くための注意点を三つに分けて説明します。


①一文に詰め込みすぎない

 伝わりづらい文章の特徴の一つに、「一文が長すぎる」というものがあります。ESには文字数の制限があるため、できる限りたくさんのことを盛り込みたいと思うのは当然のことです。しかしそのために、伝わりづらい文章を書いてしまえば、元も子もありません。企業側にしっかり読んでもらえない、ということになりかねないからです。ESを書いて読み返したとき、若干でも伝わりづらさを感じたら、一文一文の長さに注目してみてください。短く区切る、あいだに接続詞を加える、といったちょっとした作業で、「伝わりやすさ」が変わってくるかもしれません。


②文と文のつながりに論理性があるか

 次に文同士のつながりについてです。ESを読んでいると、印象的なことを書いているのに、ひとつ前の文章とのつながりが見えず、首をかしげることがあります。これもまた、伝わりづらさの原因であり、明らかなマイナスポイントです。書き上がった自分の文章を、「だからなに?」「なぜそうなの?」とツッコミを入れながら読み直すことが効果的です。


③設問に答えているか

 意外と見落としがちなのが、この当たり前すぎる注意点です。自分の伝えたいことを強調するあまり、設問が要求している答えから逸れてしまっている場合、「この人とはコミュニケーションが成り立たない」と見なされかねません。質問に答えられていないからです。文章を書き始める前に、聞かれていることをしっかり把握するようにしてください。

4. 「他人の視点」を借りる

 ここまで「伝え方」を重視することを強調してきましたが、相手に伝わるかどうかを自分一人で考えることにはやはり限界があります。出来上がったESは、恥ずかしさを押し殺して、誰かに読んでもらうことを強くお勧めします。志望業界のOBOG、先輩や友人など、読んでもらう相手は誰でも構いません(それぞれ別の視点からアドバイスをくれるはずです)。大切なのは、第一に「伝わるかどうか」を確認してもらうこと。ここに関しては、誰からのアドバイスでも有効です。

おわりに

 今回は、特定の業界に限らず、ESを書く人だれもが「伝え方」において気をつけるべきことをお伝えしました。是非、ESを書く参考にして下さいね!

 また、エンカレッジ東大支部では、面談を通じたESの指導を行っています。最後にお伝えした「他人の視点」の一つとして、ぜひ活用してみてください。

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