1978年宮城県生まれ。神奈川県育ち。2003年に東京大学大学院工学系研究科金属工学専攻修士課程（現・マテリアル工学専攻）を修了後、松下電器産業（現・パナソニック）に入社、青色LEDやGaN/InGaN結晶成長の研究を4年間、そして生産開発を2年半経験。2010年に退職し、東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻博士課程に再入学。博士課程では、IHIと共同研究で航空エンジン用CMC（セラミック基複合材料）の製造方法であるCVI法（化学気相含浸法）でSiC結晶成長の研究に取り組む。工学博士を取得し、2013年にIHI技術開発本部・基盤技術研究所（現・技術基盤センター）に入社。CVI法の研究開発を継続し、2016年からラン藻を利用した金属回収技術も研究。温泉や深海熱水などから金を回収する実証に成功し、研究成果がNHKや日経新聞など多数のメディアで紹介される。青色LED、CVI法、ラン藻金回収の分野で投稿論文・特許多数取得。