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旭硝子(AGC)_ES(2020卒_夏インターン)

旭硝子(AGC)、2020卒_夏インターンの通過エントリーシートです。

エントリーシート概要

年度:2020卒 選考:夏インターン 職種:総合職

研究テーマ名(文字数制限なし)

ビス(μ-オキシド)二核ニッケル(III)錯体を機能モデルとして用いたチロシナーゼ酵素の反応機構解明

研究テーマ概要(400文字以内)

私は生体内の酵素である、チロシナーゼの反応機構解明を目的とした研究を行っています。チロシナーゼは銅イオンを中心に持つ金属酵素であり、フェノール誘導体のオルト位を高選択的に水酸化することが知られています。一般的なフェノール類の水酸化反応では、パラ位の水酸化や二量化も進行してしまいます。そこで、チロシナーゼがどのようなメカニズムで位置選択的な水酸化反応を行っているのか解明することが求められています。先行研究では、チロシナーゼを模倣したモデル錯体を用いた研究が盛んに行われてきましたが、反応機構の解明には至りませんでした。そこで本研究では、銅と非常に電子状態の近いニッケルを金属に用いたモデル錯体を合成し、そのフェノール誘導体との反応メカニズムについて検討しました。金属に銅を用いたモデル錯体との反応性の違いにより、これまで報告例のない反応中間体の観測と律速段階の解明に世界で初めて成功しました。

専攻、テーマのキーワードなし(五つまで)(文字数制限なし)

錯体化学、有機金属、有機合成、触媒化学、生体機能化学

興味のある事業部(選択)

コーポレート、産業ガラス、化学品

自分に当てはまるテーマ(情熱、革新、チャレンジ、インテグリティ)(選択)

チャレンジ

テーマに沿って力を入れて取り組んだエピソード(400文字以内)

私の人生での最大のチャレンジは、高校3年生の時に文系専攻から理転したことです。私は受験勉強を進める中で、文系科目よりも理系科目に楽しさを感じる自分に気づきました。自分が本当に勉強したいことは何なのかを考え、理転することを決意しました。しかし、その時期には、理系科目のカリキュラムはかなり先の範囲まで進んでいたため、私は独学かつ短期間で勉強する必要がありました。そこで私は、まず勉強の全体像を先に掴むことで、特に集中して勉強するべきポイントを絞りました。さらに、逆算的な計画を立てることで、毎日の目標を設定し、勉強の進み具合を自分で把握できるようにしました。これにより、わずか一年と数ヶ月で第一志望に合格することができました。私はこの経験から、どんなに無謀なチャレンジでも、適切な戦略を立てることで乗り越えられることを学びました。この戦略的思考力と自己管理能力は、貴社でも必ず活かせると考えています。

趣味、特技(50文字以内)

バレーボール(高校生の頃はバレーボール部に所属していました。) スノーボード(毎年4回は滑りに行きます。)

クラブ、サークル(文字数制限なし)

バレーボールサークル