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ファイザー_ES(2020卒_夏インターン)

ファイザー、2020卒_夏インターンの通過エントリーシートです。

エントリーシート概要

年度:2020卒 選考:夏インターン 職種:MR

研究テーマの概要を教えてください(未定の場合は、関心のあるテーマで結構です)(500文字以内)

【マイクロアレイ法によるTJバリア制御時に変動する遺伝子の網羅的解析】 上皮細胞間において形成されるタイトジャンクション (TJ)は、細胞間隙の物質透過を制限し、生体・組織内への異物侵入を防ぐバリアの役割を担い、恒常性の維持に寄与しています。一方、薬物送達の観点からすると上皮組織は薬物吸収の障壁となるため、TJバリア制御が薬物吸収促進法開発の基本戦略と考えられています。そこで上記分子基盤の理解に向け、TJバリア制御に関連する遺伝子の解析を試みました。 マイクロアレイ法によってTJバリア制御時に変動する遺伝子の網羅的解析を行った結果、コレステロール生合成酵素遺伝子の転写因子であるSREBP2がC-CPE184処理時に発現量が低下しているのを観察しました。そこで、SREBP2をノックダウンした細胞を用い、TEERを指標に、TJバリア形成における重要性を評価した結果、SREBP2のノックダウンによりTJバリアの形成が遅れることが分かりました。 コレステロールは、TJの足場である細胞膜の重要な構成成分であり、コレステロールの存在が細胞膜の安定性を増し、TJバリアの安定に繋がることが考えられます。

ファイザーのインターンシップを通じて最も学びたいことを教えてください。(500文字以内)

2つあります。職種について、貴社について学びたいと考えています。 貴社のインターンシップを通じて、本社基幹職のアウトカムを理解することで、私が将来製薬会社の人間として世の中にどんなインパクトを生み出したいかを明確にしたいと考えています。 また、業務体験等を通じで、貴社の考えるリーダシップやコミュニケーションスキル等のポータブルスキルやビジネス上の着眼点や業務の進め方ついて学び、それらが世界トップクラスの業績にどうつながっているのかを知りたいと考えています。また、様々な社員の方との交流を通じて、ダイバーシティ―に富んだ環境での働き方や、優秀な仲間とどうチームワークを発揮しアウトカムを高めるのかなど、貴社の環境について一次情報として知りたいです。さらに製薬企業のリーディングカンパニーである貴社がどんな未来を創造しようとしており、そこから逆算した今の課題とその課題解決に向けた取り組みについてを知りたいです。それらを踏まえて私自身が医療業界や製薬業界に対してどんなアウトカムを出したいかを明確にするという成長をしたいと考えています。

(ファイザーに限らず)現時点で将来やってみたい仕事や目標があれば教えてください。(200文字以内)

社会的にインパクトのある事業を創りたいと考えています。理由はお金稼ぐことができるから、家族が誇りを持つことができるからです。私は家族のために働きたいと考えています。そのために社会が抱える課題を解決する事業を創ることで、それに見合った対価を獲得し、社会貢献度の高い事業を創ることで、家族が私の仕事を誇れるようにしたいと考えています。

AIによって、医療や製薬会社はどう変わるか・超高齢化社会のよる医療費増大で医療や製薬会社はどう変わるか・患者中心主義(Patient Centricity)の観点から医療や製薬会社はどうあるべきか いづれか一つについて(1000文字以内)

患者中心主義(Patient Centricity)の観点から医療や製薬会社はどうあるべきか について。医療は一人一人の患者様に向き合うことができる環境を整えていくべきであり、製薬会社はそのサポートと治療選択肢の拡大をすべきだと考えています。 患者中心主義とは、最新の医療を提供するだけでなく、患者様が抱える事情や背景を考慮し、それぞれに合ったオーダーメイドのような検査や治療計画を盛り込んで実践しながら、医師と患者の双方が納得のいく治療を構築することです。

それに向けて医療の観点からは、ドクターの負担軽減を目的とした現場業務の効率化と医療従事者の全社的な取り組みが必要だと考えます。前者に関しては、現場にAIやIoTを導入し、人が人にしかできない業務に注力することでより多くの患者様とより深く関わっていくことができると考えます。また患者様側のITリテラシーを高めることで業務はより効率化できると考えています。後者に関しては、看護師や薬剤師をはじめとした医療従事者が当事者意識をもって患者様と接することでこれまでがドクターが出していたバリューを発揮すことでドクターの負担軽減ができると考えています。

製薬会社の観点からは、医療従事者間の橋渡しの役割と薬と患者様の最速最適のマッチングの実現が必要だと考えます。前者については、ドクター以外の医療従事者に積極的に情報提供を行うことで、各医療従事者がそれぞれ最大のバリューを発揮し、ドクターの負担軽減ができると考えます。後者については、最速に関しては、患者様との接点や患者様に紐づく医療従事者との接点を多く持つような、マーケティング戦略・営業戦略により、患者様にニーズをいち早く察知できるようにしたいと考えています。また、最適に関しては、育薬・創薬の二つの観点があり、育薬については、適正使用に向けた市販後のデータを活用した添付文書改訂や適応拡大、創薬については、現場ニーズ合った新薬開発に向けた現場ドクターと研究者の橋渡しにより、幅広い治療選択肢の提供を実現できると考えています。

以上より、これまでやっていた業務のなかで人間がやらないでいいことは機械に任せ、人間がやるべきことの中でドクターがやらなくてもいいことは、他の医療従事者に任せることで、一人一人の患者様により深く向き合うことを実現し、臨床と研究をつなげ治療選択肢を拡大することで一人一人の患者様に合った医療の提供の実現を目指していくべきだと考えます。