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三菱地所_ES(2020卒_本選考)

三菱地所、2020卒_本選考の通過エントリーシートです。

エントリーシート概要

年度:2020卒 選考:本選考 職種:総合職

あなたが学生時代にした最大のチャレンジは何ですか。(300文字以上500文字以下)

私の最大のチャレンジは「80年以上続く京大ヨット部のロゴマーク導入」である。当時、部活は規模の拡大に伴い、組織体制の見直しに迫られていた。そのため私は広報部の立場から貢献するために、部の目標や理想を可視化し、組織を強化する手段としてロゴマークの導入を提案した。

制作にあたり、美術系学生団体とチームを組み、デザインを依頼した。しかし当初、案を部員に発表したところ反対意見が複数出た。私はこの原因を部の理想像やマークのコンセプトの不明瞭さによるものと考えた。そこで部員60人にヒアリングを行い、全部員のイメージ統一を目指した。また私は当初のデザインにこだわりを持っていたため、反対する部員には個別に説明する時間を設けた。当初の話し合いは難航したが、相手の意見を否定せずコンセプトをもとに論理的に説明することを意識した。説得の結果、全員の納得がいくロゴマークが完成し、今では京大ヨット部を代表するマークとなっている。

様々な業種の方と協力して一つの街を作り上げるデベロッパーという職業では、この経験に表れている「こだわりを持ち一つのことをやり抜く実行力」、「関係者をまとめ上げる調整力」が発揮できると考えます。

あなたが大切にしている信念は何ですか。 それを培ってきた経験をふまえて教えてください。(300文字以上500文字以下)

私は「短期的な結果でなく、長期的な目標を目指し、その過程で人と確固とした信頼関係を築く」ことを信念として大切にしている。このような考えに至ったきっかけは大学ヨット部での地区予選敗退である。 当時2学年下の後輩とペアを組み始め、3週間後の個人での全国大会出場を目指していた。練習に打ち込む中で、目先の結果を求めるあまり、ペアとのコミュニケーションが疎かになっていた。そのため基本的な連携からのミスが多くなり、地区予選では実力を発揮できず敗退した。そこで大きな挫折を感じ、5か月後の団体戦でのレギュラーを目標に再設定し練習に励んだ。

その中でペアとの対話を活発にするために、信頼関係の構築を図った。具体的にはペアでお互いの弱みや目標を率直に話し合う機会を毎週設けた。この結果、お互いに遠慮せずミスを指摘し合えるようになり、技術の向上につながった。これらの取り組みが成績に結びつき、全国大会ではレギュラーを勝ち取ることができた。

この経験から真に大事なのは目先の結果ではなく、相手と向き合い信頼を築き上げることだと実感した。ここで得た信念を胸にデベロッパーとして多くの関係者と信頼関係を築き上げていきたい。

あなたは三菱地所でどのような仕事をし、何を成し遂げたいですか。そのように考える理由も併せて教えてください。(300文字以上500文字以下)

私は様々な関係者と共に大規模な再開発プロジェクトを手掛け、長期的な街の魅力向上を成し遂げたい。私は地元の商業施設撤退からこのような考えに至った。

以前の商業施設は9フロアと映画館を有し、街の人々の交流、賑わいの中心として機能していた。しかし、資金不足などによりリニューアルも長期間行われず、近隣での商業施設開業を契機に撤退してしまった。これにより人の流れが著しく減少し、街全体の活気がなくなってしまった。この経験から長期的に街の魅力を維持するためには、商業施設などの持続的な施設の開発・運営が必要であると強く感じた。

また私は部活動において、組織の目指す方向を常に意識した上で調整役として周囲を巻き込みリードしてきた。この経験で培われた実行力、調整力を様々な利権者が関わる再開発事業では活かすことができると考えている。

貴社は丸の内において長きにわたり街の開発・運営を行い、安定した収益基盤を確保しているため、グランフロント大阪のような大規模かつ長期的な再開発事業が可能となっている。そのような貴社だからこそ、私の目標とする再開発を起点とした長期的な街の魅力向上が実現できると考えている。