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アサヒ飲料_ES(2020卒_秋・冬インターン)

アサヒ飲料、2020卒秋・冬インターンの通過エントリーシートです

エントリーシート概要

年度:2020卒 選考:秋・冬インターン 職種:研究職

あなたがアサヒビールインターンシップで取り組みたい「研究開発テーマ」を提案してください。(400文字以内)

「ビール酵母細胞壁の免疫誘導メカニズムの考察」というテーマに取り組みたいです。貴社の先行研究から、ビール酵母細胞壁の摂取により、マウスではIgA抗体量の増加が、ヒトではNK細胞の増加が認められ、ビール酵母細胞壁がヒトの免疫を高める可能性が示唆されています。そこで、本インターンシップでは、機能性食品におけるビール酵母細胞壁の有効利用を目標とし、ビール酵母細胞壁がどのようなメカニズムを通してヒトNK細胞の増加を促進するのかについて調べたいと考えました。実際には、先行知見を把握したのち、インターン生が仮説を立て、今後の研究の計画を考え、少し実験を行ってみるという、研究者にとっての思考力を育成するインターンシップを3日間で遂行します。この過程で貴社の研究員の方はどのように考え、実験の計画を立てているのかを、インターンシップ生にアドバイスしていただけたら、と思います。

あなたがアサヒビールインターンシップで取り組みたい「商品開発テーマ」を提案してください。(400文字以内)

「日本発のボタニカル・ビールをつくる」というテーマに取り組みたいです。近年、クラフトビールが流行っており、インターンシップでも新たなフレーバーのビールをつくってみたいと考えました。そこで、私は植物に着目しました。古代ヨーロッパでは、ホップの代わりにハーブを用いてビールがつくられていました。そこから、ハーブの代わりに日本固有の植物をブレンドし、新たなフレーバービールをつくると面白いのではないかと考えました。日本は四季があり、植物の種類も豊富です。特に、桜、山椒、ゆずなどは多くの食品に用いられています。現在のクラフトビール開発の波をリーディングカンパニーである貴社の現場では、どのように感じ、どのような方針で商品開発をしていくのかを肌で感じてみたいです。また、新商品の開発における苦労や工夫を実際に学んでみたいです。

研究内容を教えてください。(400文字以内)

がんやAGSという疾患の原因タンパク質である酵素RNase Hの詳細な機能解明・病態発症のメカニズム解明を目的に研究を行っています。本酵素は酵母や大腸菌で研究が進んでいます。また、ヒトでは、本酵素が異常になると、がんやAGSという疾患になると考えられています。しかし、本酵素に関する哺乳動物細胞での先行研究は不十分で、細胞内での機能解明が急務となっています。そこで、本研究では、CRISPR/Cas9システムというゲノム編集技術を用いて、本酵素を欠損させた哺乳動物細胞を作製します。そして、野生体と欠損体を比較し、細胞内での本酵素の機能を評価しようとしています。そして、がんやAGSといった疾患の発症メカニズム解明の一助となることを目指しています。また、将来的には樹立した細胞を、食品添加物の毒性評価法の改善に用いることも目標としています。

あなたが正解のない問いに向かいあうときに大切にしていることと、具体的なエピソードを教えてください。(400文字以内)

なぜ?と、相手の考えをとことん突き詰めることです。私は、2年時にサッカーサークルの副主将を務めました。その時、新入生、特に未経験者のセレクションを行うかどうかという問題で、メンバー間で揉めました。なかなか意見が難しく、単にミーティングを行うだけでは解決できませんでした。そこで、私は、なぜセレクションを行う、あるいは行わないのか?ということをメンバー一人一人にじっくりと聞きました。その結果、セレクションを行いたい人はチームの強さを重視しており、行いたくない人はチームの和を重視していることが分かりました。そこで、練習や試合は経験者・未経験者を分けることもあるが、イベントは合同で行うことを折衷案として提案し、セレクションを行わないことを全員に納得してもらいました。この経験を通して、相手が本当に望むことを理解するためには、なぜ相手はそうしたいのか?をとことん突き詰めることが大切だと学びました。