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コラム
2019/04/24

就職活動の面接におけるチェックポイントとは?

3月1日の広報解禁から1ケ月が経過し、就活においても面接が本格化しました。面接は試験ではないため、正解はありません。しかし、マナーを含めて必須事項、避けるべき事項をまとめましたので、面接を控えている方には是非読んで頂きたいと思います。
就職活動の面接におけるチェックポイントとは?

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就活面接の流れとマナー

就活面接は会社によって流れが若干異なりますが、大きくは以下の様な流れになります。

① 受付
会社を訪問をする場合は受付でご自分の名前を伝えて、控室に案内をされる事となります。

② 待機
控室等で待機をしながら、ご自分が呼ばれるのを待ちます。

③ 入室
順番になりましたら、面接会場に入室をします。

④ 面接開始
面接については「自己紹介」から開始し、履歴書、エントリーシートなどの書類から適宜質問がされますので、それに対して返答を繰り返していきます。

中心的な質問は「志望理由」、「学生の時に頑張った事」、「自己PR」、「自分の強み・弱み」
「入社をしたらどの様な仕事をしたいか」といったものです。
また個人面接の所要時間は30分~40分程度が一般的です。

⑤ 面接終了
面接のお礼をして退出をします。


次に上記の一連の流れの中で気を付けるポイントを順番に解説をします。

① 受付時の注意ポイント
会社説明会を含めて企業に訪問をする場合に受付を対応される担当者にしっかり、「名前」、「大学名」、「何時からの面接予定されているのか」をきっちり伝えてください。

面接担当官以外でも企業の人間は就活中の学生を興味をもって見ていますので、これは最低限のマナーです。面接の出来が良かったと思ってしても、受付から面接官に「〇〇大学の△△さんは受付の態度が非常に悪かった、、、」などという情報が入ると評価は簡単に下がります。

社会人のマナー研修においては企業訪問時のマナーからスタートする会社も多く、受付とは言え丁寧に対応する事は非常に重要です。

② 待機時の注意ポイント
面接前に控室にて待機をする場合にお茶を振る舞う場合もあります。そういった時にしっかり挨拶をしてください。前述と重複しますが、社内では多くの人が貴方を見ています。そうった方々に対するマナーを欠くのは、入社後の印象にも影響する可能性があります。


③ 入室時の注意ポイント
ここで注意すべきはとにかく、「大きい声」で「しっかり挨拶」をして入室すること。面接は緊張するものです。しかし、全体の流れを作るのは最初の挨拶ですので、入室時の挨拶が非常に重要なポイントです。

そして、最初の挨拶が面接官の持つ第一印象を決めます。「おっ!元気な学生が来たな!」と印象づける事が面接における成功のポイントになります。

④ 面接
具体的な質問などに対するポイントは後述しますが、面接最中に気を付けてもらいたいポイントは3つあります。そのポイントは、姿勢、視線、声の大きさスピードです。面接は回答内容も重要ですが、視覚的、聴覚的なイメージに左右されるため、改めて振り返って行きましょう。


A:姿勢
「姿勢が悪い」、「貧乏ゆすりをしている」、この状態を見ると面接官の心象は簡単に悪くなります。残念ながら、面接中の自分の姿を客観的に見る事はできません。

しかし、これは簡単な訓練で直す事ができます。面接中は背筋を伸ばして椅子に座ってください。

B:視線
面接は緊張をする事は面接官も十分に理解をしていますが、人の顔を見て話しができないのは、そもそも社会人としてのマナーを逸します。相手の目を見るのは難しいと思いますので、質問をする面接官の眉間を見る様にしたら良いとアドバイスします。

C:声の大きさ、スピード
面接でもビジネスでも会話は相手がいて成り立つものです。そして相手に伝わって初めて成り立つものです。つまり自分の音量、ペースが相手に伝わり易いか、難いかは分からないという事です。

そのために「声は少し大きめに」「すこしゆっくり話す」事を常に意識してください。また焦って言葉数が多くなり、ペースが上がる事は珍しくありません。ここは一旦落ち着いて少しゆっくり話をする様にしてください。


⑤ 退室
入室と同様ですが、「ありがとうございました。失礼します」としっかりと挨拶をして退出をしてください。

就活面接で落ちやすい人の特徴

就活面接は試験ではありません。受験者と企業がお互いの相性を確認する場です。現在はネットを含めて数多くの面接対策の情報が溢れています。

(このコラムもそういう意味では皆さんを混乱させるかも知れませんが、、、)従って、上手に面接を乗り切るよりは、素の自分を表現する事が求められる事を忘れないでください。


その上で、面接官として落としたくなる方の特徴とその改善方法を3つほどお伝えします。

① 自分の言葉で話をできない人
特徴
「企業研究、自己分析、自己PRも十分にやり、書類選考を通過できました。そして遂に面接に辿りついた時にそれらの努力を完璧に表現する為に台本まで作りました、、、」この様な学生に会った事があります。

努力は認めます。しかしながら、面接は「言葉のキャッチボール」という大事な視線が抜けています。つまり準備の方法を間違っているのです。

改善方法
この様に事前準備をしっかりできる方の起動修正は非常に簡単です。キーワードに対する回答を準備しておけば良いのです。例えば「学生時代頑張ったこと」というキーワードがあります。「学生時代頑張ったこと」を聞く質問に対して、丸暗記した内容を話すのではなく、面接官の聞き方に応じて柔軟に話し方を変えるのです。

繰り返しますが、面接は会話です。つまり相手の反応、態度を見ながら、言い回しを変えるアドリブ力が求められます。

しかしベースになるのはあくまで自分の経験、考え方に立脚するものです。それらが固まっていない人の曖昧なアドリブを面接官は容易に見抜きますのでご注意を。

② アピールが過ぎる人
特徴:
「サークルの部長をやりました」「アルバイトリーダーをやりました」・・・面接では多くのエピソード、アピールを聞きます。しかし自分を大きく見せる事に固執する人は得てして評価が低くなります。またグループ面接でも競争意識が強くなる学生もあまり良い評価にはなりません。

改善方法:
面接は勝ち負けでも、競争でもありません。企業との相性を確認する場です。またアピールに対して評価をするのは面接官です。

面接官として聞きたい事は「私はこんなに凄い!」という話ではなく、凄いという思うプロセスの中身です。「どの様な考え、目的を持って行動をしたのか?」「どの様な努力をしたのか?」「最終的に得たものは何か?」そちらを面接できちんと伝える事に注力してください。


③ 企業への興味が感じられない人
特徴:
「志望動機が曖昧」、「企業情報をほとんど把握していない」、「逆質問がない」などという方は受験企業の興味がないと判断をされます。入社の希望と採用の希望という根本が成り立たなくなるわけです。

改善方法
本当に受験企業に興味がない場合はそもそも受験をしてはいけません。同じ大学の後輩達にも少なからず影響がでる場合があります。逆に興味はある方はそれを見せていく必要があります。


受験企業への興味は2つでしっかり伝わります。1つ目が「企業情報、事業理解について面接を通じて話をする事」。

例えば事前に企業の最新動向や、プレスリリースを調べ背景や理由を質問してみる。OB訪問を行い現場社員の人に会い、感じたことを面接の場で話す。企業に入社したいならば行動・工夫を惜しまず、企業に熱意や興味度を示すことが重要です。

2つ目が「面接最後の逆質問を必ず行う事」です。面接官は受験者の心の中までは読み取れません。発信する事を恐れては意図、気持ちは伝わりません。自分の聞きたいことを正直に聞いてみる、企業に対して特別な思いがあるならば、正直に話す。とにかく”伝える”ことが重要です。

就活面接でよく聞かれる質問と対策方法

就活の面接においては前述の面接の流れでも回答をしている様にほぼ間違いなく聞かれる質問があります。また回答の内容は皆さんの個人個人で違って良いのですが、押さえておいて欲しいポイントもありますので、いくつか質問例とポイントを解説します。

① 「当社を志望した理由は何ですか?(=志望動機)」
この質問に答える中で必ず伝えて頂きたい点として3点があります。
・「なぜこの企業に興味をもったのか?」
・「説明会など通じた企業分析の中で自分としてどこに興味をもったのか?」
・「自分の経験、考え方と企業の相性でどの様な部分で強みが発揮されるのか?」
この質問はこの面接に居るそもそもの理由になります。それの質問に対する答えが曖昧だったり、企業分析の情報が間違ってしまうのは、面接官の評価に直結します。最低でも3点については準備をして面接にあたってください。

②「学生時代に頑張った事は何ですか?」
この質問を通して企業の面接官は受験者の人間性を見極めています。ここで重要なポイントは、前項でも解説をした様にアピールではなく、このプロセスでどの様に成長し、どの様な経験を積んだのかという点です。

たまに相談を受けた時に「勉強や研究以外に頑張った事がありません」と言われます。これは他者と劣っているのではないかという不安かと思います。

私は「全く心配ありません」と答えています。大学時代に一度も授業を休まなかったという事実だけでも十分です。それは「授業(=目標)をコツコツと達成した人間である」と面接官は理解をして評価をします。

③ 「ご自分の強みを教えてください(=自己PR)」(弱みも併せて聞かれる場合もあり)

企業は人が集まって事業を運営している組織です。そしてどの企業にもそれぞれの風土があります。その風土にマッチをしない人を採用する、自分の個性に合わない会社に就職するという事はお互いに不幸になる可能性がある。

就職はアルバイトとは違い長い人生を特定の企業の中で過ごす事を意味します。日常生活の中で考え方、価値観が全く違う人達の中で過ごす事はかなり厳しい事だと思います。

それを避けるために、面接においてはその人の人となりを確認する事に重点をおきます。面接官はこの質問だけで受験者の人となりを判断はしません。面接を通じて、受験者の人間性を理解しようとします。従って、面接官が抱いた印象と受験者が考える「自分に強み」にギャップを感じさせると非常に困ります。

例えば受験者が面接を通じて自信なさげにしているのに、「私の強みは誰とでも仲良くできる事です」と言われると、面接官の心の中は「ここ子は全く自分を理解してないな、、、」となるのです。

④ 「他社の選考状況を教えてください」
この質問はされない場合もありますが、評価が高い学生の動向は非常に気になります。結論から言えば、他社の選考状況について受験企業名を伝える程度は全く問題ありません。

稀に受験企業の志望順位を聞かれる場合もありますが、その場合は正直に答える事は得策ではありませんので、「どの企業も志望順位は高いです」「御社が第一志望群です」と答えておく方が良いでしょう。


同業他社よりも順位が低いと言われると少し悲しくなってしまいます、、、

⑤ 「学生時代の部活動、アルバイト、研究、ゼミ活動・・・などについて教えてください」
この質問は履歴書などを確認する中でも良く聞かれます。また学生時代に頑張った事という質問と回答が重複する場合もあります。

部活動であれば、「どの部活に所属をして、どの様な経験をしたのか?」「その努力、経験はどの様な結果になったのか?」そして「それらを通じて自分の中で得たものは何か?」という流れで回答をして頂ければ大丈夫です。

最後に再度繰り返しますが、面接は試験ではありません。面接は事前の提出書類を見ながら、会話を通じて受験者の人間性を確認していく作業です。

その瞬間だけを取り繕う事はできても、その中で無理をして就職をした企業で幸せな社会人人生が待っている訳ではありません。自分らしさを表現して、それを認めてくれる企業に就職する事が大事だと常々考えます。

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