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OB訪問で気を付けたい、メール送り方のマナー

就活をすれば、誰でも一度はOB訪問をするもの。就活でいざOB訪問をするときに迷わないためにも、きちんとOB訪問をする際に注意すべきことを理解しておく必要があります。この記事では就活中、OB訪問で気を付けたいメールのマナーについて解説します。

OB訪問の連絡方法は?そもそものやり方は?

就活中、同じ大学の先輩で、憧れの企業で働く人に話を聞きたい。そんな時に行うのは、OB訪問です。

中には、志望企業の選考フローでは、OB訪問が必須。だけど、ツテがない。どうやってOB訪問をすれば良いか、やり方がわからない。そんな方も多いのでは?

そこでまず就活においてのOB訪問のやり方について解説します。OB訪問を実現する方法は大枠3つ。

1点目は、自分の身の回りの人脈を使いOB・OGを探すこと。

友人やサークルのつてなどをたどるやり方です。こちらは、もっとも一般的なOB訪問の方法の1つです。もっとも簡単なOB訪問の実現方法でしょう。

2点目は、大学の就職課を利用しOB・OGを探すやり方。

多くの大学では卒業学生の進路調査を行ない、OB・OGの就職先企業など学生のデータを蓄積した学生データベースを持っています。

大半の大学では、この学生データベースをOB訪問用名簿として設置することが多く、OB訪問を行う上で欠かせないツールです。

そこで志望企業で働く大学の先輩を検索し連絡をとることがOB訪問を実現する手段の1つ。

3点目は、企業の担当者に直接依頼してOB・OGを探すやり方。

近年多くの企業では、学生と企業のマッチングという理由で現役社員と学生を柔軟につなぐ対応を取っていました。

方法としては、メールや電話などで採用事務局に問い合わせるやり方です。

一方、OB訪問で学生と企業間のトラブルや事件も報じられたため、OB訪問の受け入れに慎重な企業も一定数あるでしょう。

また企業や人事部を挟むと、採用(選考)も兼ねたOB訪問となるリスクもあります。

ここまでは就活において、OB訪問を実現する一般的な手段について説明しました。

ここで理解するべき点として、企業の選考としてのOB訪問を除き、社会人側の善意で成り立つもの。社会人は、一定の業務時間や空き時間を削ってOB訪問が成り立っています。

つまり、OB訪問を依頼しても必ず実現できるとは限らない。もっと言えば、OB訪問の連絡時に、OB・OGに「この学生にならば会ってみたい」と思わせる連絡の工夫、依頼の仕方が重要となります。

OB訪問を依頼する連絡手段はメールが一般的。流れとしては、大学のキャリアセンターからOB・OGのアドレスを聞き、メールを送ることが基本的な流れとなります。

では、就活において学生がOB訪問を依頼し、OB訪問の成功率をあげるメールの送り方をお伝えします。

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OB訪問を依頼するメールの書き方

就活においてOB訪問のメールを先方に送る際のポイント1つ目は、どこからOB・OGのメールアドレスや所属する社名などの情報を得たのかを明かすこと

理由としては、OB・OGの情報を得た情報源を明記し、OB・OGがメールに不信感を抱かせないため。

例えば、以前何かの機会で名刺交換を経験したことがある、先輩からの紹介、大学のキャリアセンターなど、きちんとどこでOB・OGの連絡先を得たのかを明かしましょう。

OB訪問のメールを送る際のポイント2つ目は、なぜそのOB・OGにお会いしたいのか理由を明確に述べること。

人気企業のOB・OGにはたくさんのOB訪問依頼メールが届いている可能性があります。そのため、OB訪問を実現するために、OB訪問に対する熱意は明確に伝えるべきです。

熱意を伝える上で重要なポイントは、なぜその業界・企業に興味を持っているのか?そしてなぜそのOB・OGに直接会いたいのか?といったOB訪問に対するモチベーションを伝えることが重要です。

OB・OGにメールで連絡をする際の具体的な文面は以下例文でお伝えします。

OB訪問のメールを送る際のポイント3つ目は件名を書くこと。コチラはメールマナーの基礎中の基礎になりますが、件名が空だとメールの要旨がわからずメールを開いてもらえない可能性があります。

ではここまでご紹介したポイントを踏まえ、OB訪問の依頼メール例文をお伝えします。

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OB訪問のお願いメール例文

件名:OB訪問のお願い 〇〇会社□□部△△様

突然の連絡失礼致します。

〇〇大学〇〇学部の就活太郎と申します。 このたびは、OB訪問をお願いしたくご連絡差し上げました。

大学の就職支援課で△△様をご紹介いただきました。 現在、就職活動を行っており、○○という理由で、△△様がお勤めの〇〇会社に大変興味を持ちました。

お忙しいところ大変恐縮ではございますが、ぜひお時間をいただきましてお話をお聞かせ願えないないでしょうか?謹んでお願い申し上げます。

〇〇大学〇〇学部 就活太郎

Tel:000-0000-0000 Mail:syukatsu@syuukatu.stu.ac.jp

OB訪問をする場合には、まずはきちんと件名を書かなければなりません。件名を読めば、メールの趣旨がわかる状態が理想です。メールの冒頭には、誰に宛てたメールなのかがきちんとわかるようにします。その後、きちんと挨拶からメールを書きはじめ、端的に用件を書きます。最後に、きちんとこちらの連絡先を明記してください。

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OB訪問の日程調整を行うメール例文

OB訪問をする場合には、きちんと先方とメールで日程調整を行う必要があります。日程調整を行う際の大前提は、まずは先方の予定を確認して、先方の予定に自分が合わせること。

OB・OGの方の善意でOB訪問は成り立っているので、無理強いはできません。こちらの都合で日程を指定しないでください。

OB・OG訪問の日程調整を行う場合には、次のようにメールをします。以下に例文を記載するので参考にしてください。

▼日程調整を行うメール例文 件名:OB訪問の日程について 〇〇会社□□部△△様

お世話になっております。 〇〇大学〇〇学部、就活太郎です。

このたびは、OB訪問をお引き受けくださり、ありがとうございます。

さっそくではございますが、日程の調整をさせていただければ思います。

大変恐縮ではございますが、△△様のお時間がある日程をご教示頂けますか?

場所については、△△様のご指定のところに伺います。

△△様のご都合のよろしいときに、ぜひお会いしてお話をお伺いできれば幸いです。ご連絡お待ちしております。

〇〇大学〇〇学部 就活太郎 Tel:000-0000-0000 Mail:syukatsu@syuukatu.stu.ac.jp

基本的なメールの構成は、最初に紹介したメールの仕方と同様です。件名を忘れず、誰宛てなのか、誰からのメールなのかがわかるようにします。

その上で、OB・OGに日程調整の提案を行います。日程調整を行うポイントは、まずはOB・OGの都合を伺うこと。メールで複数の日程をこちらから提示して日程を調整することもできますが、その場合、何度もメールのやり取りが必要になります。そのため、OB・OGに負担をかけることになるので注意しましょう。

OB訪問では、事前にメールで質問内容を送ろう

OB訪問では事前に質問事項についてメールを送った方が質の高い情報を得られる可能性が高い。

なぜなら、質問内容をOB・OGが質問を事前に把握することにより、事前に回答内容を考えたり、わからない情報は事前に問い合わせて頂ける可能性が高いため。

もちろん、会社の情報の中には会社の外には出せないことを理解してください。

OB訪問で質問したいことをメールで送っておけば、OB・OGの方も何を聞きたいのかが明確になるため、それに関連する資料などを持参してくれる場合もあります。

もし自分がその質問を答えるために適切でない場合でも、他の適任の方を紹介してくれる可能性があります。

ここでは一般的にOB訪問で学生が行う質問例をあげます。主には、以下4点でしょう。

1. 仕事内容に関する詳しい情報(現在、どのような仕事に従事していますか?)

2. 職場の雰囲気に関する詳しい情報(職場の雰囲気はどのようなものですか?)

3. 自分が勤めている会社について、今どのように感じているか(会社について〇〇様はどのように考えていますか?)

4. その会社に就職するにあたって、どのように就職活動を行ったのか(〇〇会社に就職するために、どのように就職活動を行いましたか?)

この4点について質問することが、OB訪問の中心と言えます。この4点は会社のホームページをどれだけ探しても得ることができない情報です。会社のホームページを調べてわかる内容を質問する意味がありません。

OB・OGの方もわざわざあなたのために時間を割いているため、自分で調べればわかる質問は聞かないことが鉄則。

1.と2の質問については、実際にその会社で働いてみないとわからないことですよね?

また、3.4の質問で、OB・OGの方がその会社の仕事をどのように考えているのか、就職活動において考えるべきポイントは何かが明確になります。

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OB訪問後のお礼メールの送り方

OB訪問が終わった後は、必ず感謝の気持ちを伝えるためにOB・OGにお礼のメールを送りましょう。お礼のメールを送るタイミングとしては、その日の夜が最も望ましいです。

以下では、OB訪問のお礼のメールの書き方について解説していきます。以下に例文を記載するので参考にしてください。

▼お礼メールの送り方 件名:OB訪問のお礼 〇〇会社□□部△△様

お世話になっております。

〇〇大学〇〇学部、就活太郎です。 本日は、大変お忙しい中、私のためにお時間を頂きありがとうございました。

本日のお話は、私が就職活動を行う際に、非常に参考になるお話ばかりで目から鱗が落ちる思いでした。

御社の魅力をより一層理解することができ、私にとって大変貴重な機会となりました。

会社HPではわからない情報をお伝え頂き、大変参考になりました。

おかげで、〇〇様がお勤めの〇〇社にぜひ入社したいという気持ちがさらに強くなりました。益々お仕事お忙しくなると存じますが、どうぞご自愛くださいませ。

本日は本当にありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

〇〇大学〇〇学部 就活太郎 Tel:000-0000-0000 Mail: syukatsu@syuukatu.stu.ac.jp

ビジネスマナーとして、メールの基本的な構成は決まっています。件名は必ずつけてください。メールの中では、まずはOB・OGにお礼の気持ちを伝えることが大切です。

貴重な時間を割いてもらったことに対する感謝と、大変貴重な話がきけたことに対するお礼に関する文面を忘れずに伝えることがポイントです。

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