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「成長」したいなら「成長市場」を選べ!

「成長したい」「一番成長できそうな会社に入社したい」 このように「成長」を軸に就職活動をしている方も多いのではないでしょうか。最も成長しているデジタルマーケティング企業「デジタルアイデンティティ」創業者の佐藤亨樹氏は、「成長市場を選ぶこと」こそが「成長」の秘訣だと言います。なぜ市場が重要なのでしょうか。また、デジタルマーケティングという市場は、一体どんな環境なのでしょうか。

佐藤亨樹氏 プロフィール

2016年に東証マザーズへの上場を果たした急成長ベンチャー・デジタルアイデンティティの代表取締役COOを務める佐藤氏。佐藤氏は2002年に新卒で総合広告代理店に入社。そこで経験を積んだのち、独立して起業。

今でこそマーケティングの会社を経営しているものの、初めはマーケティングとはあまり関係の無い事業を始めたとのこと。200ページの企画書を書き、投資家へのプレゼンを繰り返し、7,000万円弱の資金を調達、会社を設立。

しかし現実は甘くなく、初めの事業は失敗。しっかりと市場を見直す必要を感じると、様々なビジネスを見比べ、デジタルマーケティングという市場の成長に目をつけた。

佐藤氏自身、代理店時代はマーケティングや広告を専門にしていたことも手伝って、デジタルマーケティング企業「デジタルアイデンティティ」を創業。

デジタルアイデンティティは毎年30%ペースで成長し、2016年には創業わずか7年で東証マザーズに上場。今最も成長しているデジタルマーケティングカンパニーとして注目されている。

会社として、人として、圧倒的なスピードで成長し続ける秘訣はどこにあるのか、佐藤氏にメッセージを頂いた。

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成長したいなら「成長市場」を選べ!

佐藤:「最も成長しているマーケティングカンパニー」と取り上げてもらうことも多く非常に光栄なのですが、我々が何故この短期間で急成長できたのか、どうして弊社において人が育っていくのかというと、成長市場を選択したということが非常に大きいと考えています。

デジタルマーケティングという事業自体も重要なのですが、やはり成長市場であるということが凄く重要なんですね。

例えてみると、時速1000キロで飛ぶ飛行機も、追い風になれば1200キロで飛べるし、向かい風がくると800キロしか飛べない。これは事業にも人にも言えることだと考えています。周りと同じ速度で走っているだけでも、マーケットが成長していれば、それに従って成長することが出来ます。

それには様々な理由があります。

まずは人材。成長市場には優秀な人材がどんどん集まってきます。コンサルティング業界から優秀な人材が集まってくる。メーカーからも優秀な人材が集まってくる。海外からも優秀な人材が集まってくる。そんな優秀な人に囲まれて仕事をして、様々なことを学ぶ。

そして、進化する市場だからこそ学べることもあります。技術もどんどん成長していく中で、新たな技術を活用する。その新たな技術を誰よりも活かすためには、誰よりも深く、早く、知識をインプットしなくてはなりません。そういったキャッチアップを続けることで、情報に対する感度や、技術の取り入れ方といった能力も飛躍的に向上します。

このように、成長市場だからこそ得られる成長というものが、間違いなく存在すると私は考えています。だから一つ覚えておいてほしいのは、成長したい人は是非成長市場を選んで下さいということです。

反対に、停滞している市場を選ぶと、同じ努力をしていてもそれが報われない可能性が余りに高すぎるんです。

成長市場で優秀な人が集まって、どんどん新しいものが生まれて、そういった市場で戦うことによって、企業も人も成長していく。そこは是非理解をしてほしいなと思っております。 成長市場の中でも、デジタルマーケティング業界が面白い理由とは そんな中で、手前味噌な所もあるんですけれども、皆様には特にデジタルマーケティングという業界に興味を持って頂きたいなという想いを強く持っております。

理由の一つは、先ほどの流れを汲むと、非常に成長している市場であるということです。過去10年を振り返ると、2005年から2014年の間で3倍ぐらいの市場規模になっています。

最近の学生の皆さんはリーマンショックはご存知でしょうか。金融機関の破綻によって、とんでもない不景気が引き起こされました。広告市場は景気が下がると広告費用が下がり、大きなダメージを受けます。

しかし、リーマンショック後の大不況の中でも、デジタルマーケティング業界はマイナス成長にならなかった。それぐらいに市場が成長していたのです。この成長は、まだまだ続いていくだろうと。それほどの成長市場のため、環境として非常に成長できる場所だと思っています。

そして、デジタルマーケティングという業界をオススメする理由はもう一つあります。デジタルマーケティング事業は単なる成長市場というだけではなくて、今後のIT業界の中心になるような事業だということです。 「第四次産業革命をリードする存在」とも言われていて、その中心で働くという経験は、なかなか得難い経験なのでは無いかと考えています。

総合広告代理店を退社したのち、失敗を経験しながらも成長市場に目をつけ、通常20~30年かかると言われる上場をわずか創業7年で成し遂げた佐藤氏。デジタルマーケティング業界のプロフェッショナルでもある佐藤氏に、業界の魅力と未来を語って頂いた。

デジタルアイデンティティ創業者が語る、デジタルマーケティングの魅力

まずは簡単に、そもそもデジタルマーケティング企業ってどんなことをやっているのかということを説明しておこうと思います。

今で言うと、スマートフォンで色々検索、閲覧をしていると、よく広告が出てきますよね。

広告が出るんですけれども、殆どの人は「ちょっと邪魔だなあ」とか、「踏まないぞ」などと思うのではないでしょうか。

皆さんがそう感じている通り、スマートフォンで表示される広告のクリック率は1%以下なんです。表示された広告を見て、「この商品いいな」と思ってクリックをする人は殆どいないと言うことです。

広告を出す企業側にしても、広告をクリックしてもらえなかったら広告費が無駄になってしまいますよね。

この前提を頭に入れてもらった上で、デジタルマーケティングカンパニーである我々がどんなことをしているのか、という所を解説したいなと思うのですが、簡単に言うと「今の広告の無駄を無くし、ユーザーにとっても、企業にとっても良い広告活動を作る」ということです。

これだけだと抽象的なので、より具体的に説明しましょう。我々がクライアントからお仕事を受けるときは、こんな感じです。

「年間1億円の予算で、商品○○の最適なプロモーションを行って欲しい。」

こんなときに何が考えられるかというと、ざっくり言うと「広告配信するターゲットはどんな人なのか」を調べて、「その人にはどんな広告を配信すれば良いか」を考えて「最適な施策を打ち出す」といった具合です。

同じ商品の広告でも、どんな広告に魅力を感じるかは人それぞれですよね。

例えば車の広告を出すときに、過去に『新車 2017年』なんてことを調べているユーザーが居たとすると、そのユーザーはきっと車を買う気満々です。そういう人には、車の広告をガンガン出そうと考えます。

『車 修理』なんてことを調べている人は、まだ購入は検討していないけど、もしかしたら「修理よりも新車の方が良いかもしれないな」という潜在的なニーズがあるかもしれない。

そういうユーザーには、買いましょう!というダイレクトな広告ではなく、動画広告などで徐々に商品のイメージ付けをして、「なんだか新車も良いな、興味あるな」という様に思って頂くのがいいんじゃないかなどと考えます。

我々は「誰がどんなことに興味があるのか」いうデータをたくさん集積しているので、その一つひとつを分析して、どんな広告を出せばその人が興味を持つのかということを考えていきます。それが我々の仕事です。

こういったことをすることで、無駄な広告が減っていくわけです。 「邪魔だな」なんて思われる様な広告を減らして、ユーザーの役に立つ情報、ユーザーが興味がある情報を広告として届けることで、ユーザーにとっても、広告を出す企業にとってもより良い環境を作れるのです。

こういったことに注力できる意義深い業界であり、非常に面白い業界です。

ただ、「デジタルマーケティングは成長している」「面白い」というだけではありません。

先ほども申し上げた通り、「第四次産業革命をリードする存在」とも呼ばれていて、これからもっともっと面白い時代を迎えるぞと、世の中の変わるド真ん中になるかもしれないんだぞと、そういうことをお伝えして行こうと思います。

デジタルマーケティングの未来と、私たちの生活の未来

デジタルマーケティングの未来についてお話をしていきましょう。

この業界は、新たな技術やデバイスが発達すればするほど、広告の可能性もどんどん広がっていきます。

例えば、VRという単語は皆さんも聞いたことがあるのではないかと思います。Facebookがちょっと前にOculusという会社を買収して話題になるなど、今後もさらに発展していくと思います。

VRが発達すれば、広告のあり方そのものが変わっていきます。今までは画面の中だけでの体験だったものが、VRという技術によって、より深い、魅力的な体験をできるようになるだろうと考えられます。

ここ数年だけでもこのような変化が起こり、また変化が継続的に続いて行くのが、デジタルマーケティング業界の面白い所かなと思っています。

IoTとデジタルマーケティング また、バズワードなので皆さんも聞いたことがあると思うんですが、IoTというものが、広告業界の進歩を促進する本命と言えるかもしれません。

全ての物がデジタル化するんじゃないかと言われています。例えば皆さんが身近に使っている、椅子や歯ブラシなんかも全てデジタル化していくだろうと。

例えば普段使っている歯ブラシがデジタル化すると、歯ブラシが、使っている歯磨き粉がどんなものか、どれくらいの量を使っているのか、どこに磨き残しがあるのか、歯の健康状態はどうか、などという様々なデータを取ります。

そのデータを元に「こういう歯磨き粉に変えた方が良いんじゃないか」という広告が発信される、ということなどが考えられます。

これは簡単な例ですが、家の中だけではなく、世界中のあらゆるモノがデジタル化して、あらゆるデータから色んな広告が配信される。そういう時代が10年ぐらいで来ると言われています。

先ほども申し上げたように通常の広告のクリック率は1%以下ですが、IoTの時代が来ると、一人ひとりにとって本当に最適な、必要な広告を出せるようになります。 そうすると今までの、自分で調べて、自分で買って、という購買行動がガラッと変わるんです。

日常生活で接する全てのものから様々な広告データが送られてきて、それは決して邪魔なものなんかじゃなくて、自分にとってタメになるものなんだ、という時代が来るんです。

これは第4次産業革命の第一歩だ、なんて言われています。

モノのデジタル化によって、またそれをサポートするデジタルマーケティングによって、人々の生活がもっともっと豊かになる。そんな面白い時代を生きるのが、現在就職活動をしている学生の皆さんなのだろうと思っています。

デジタルマーケティング業界は、そんな面白い時代のまさにド真ん中にいる、そんな業界です。本当に楽しい業界だと思いますので、興味を持った皆様には是非検討いただきたいと思います。

説明会の場ではもっと詳しく、デジタルマーケティングって面白いんだぞと、様々な事例を交えながらお話したいなと思います。

また先ほどは「成長の為には成長産業だ」という話を致しましたが、他にも「成長」のために必要な観点、企業選びのコツなどもご説明できればと思っています。 今日の話を見て、少しでも興味を持たれた方は是非弊社の説明会に足を運んで頂ければ幸いです。

以上、ありがとうございました。

インターネットの普及とテクノロジーの進歩により成長し続け、今後もさらに成長を続けていくであろうデジタルマーケティング業界。インターネットの未来を作りたいという学生、成長を志向する学生にはうってつけの業界と言えるだろう。説明会では、デジタルマーケティング業界について、成長について、より詳しくお話を頂けるとのことだ。「成長」を軸に企業を選びたいと考えている方、デジタルマーケティングに興味を持った方は是非、デジタルアイデンティティCOO佐藤氏ご登壇の説明会に足を運んでみてはいかがだろうか。

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