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就活コラム
公開日 : 2022/01/03
長期インターンとは 参加のメリットや成長する秘訣を紹介
長期インターンという言葉を聞いたことのある人もいるでしょう。インターンとは企業が学生向けに提供する就業体験のことで、長期インターンは一般的に3ヶ月以上のインターンを指します。この記事では長期インターンのお給料や勤務日数、就活のメリット、成長するコツを紹介していきます。
目次
長期インターンとは
長期インターン 参加するメリット
長期インターンは週何日勤務? お給料は?
長期インターン 学業と両立はできる?
長期インターン 選び方のコツ
長期インターン先の探し方
長期インターン 実施実績のある企業例
長期インターン 成長する秘訣

長期インターンとは

インターンシップの参加を考えている人も多いのではないでしょうか。

インターンシップとは、「学生が実際に仕事を体験する制度」のこと。

全学生の4人に1人以上が参加しており、就活においてインターンシップに参加することはスタンダードになっているともいえます。

インターンシップはその期間から1dayインターン・短期インターン・長期インターンに分けられます。

1dayインターンは文字通り一日で完結するインターンシップ。

短期インターンは数日~1か月程度のインターンシップを指します。

〇長期インターンとは

では、長期インターンはどれくらいの期間のインターンシップを指すのでしょう。

1dayインターンと短期インターンは予めどれくらいの日数・時間働くのか決まっていますが、長期インターンは働く期間が明確には決まっておらず、数か月から年単位のインターンシップとなります。

一般的に長期インターンといえば、3ヶ月以上のインターンシップを指しますが、期間の基準は会社によって異なります。

平均的には長期インターンの期間は6ヶ月以上

1dayインターンや短期インターンに比べ、随分長い印象を受ける方も多いのでは?

長期インターンは長期間にわたって参加するインターンシップですが、お給料が出ることが多いのも特徴の一つです。

〇なぜ企業は長期インターンをするのか

長期インターンの大きな特徴のもう一つが、高評価の人はそのまま内定に直結する場合があることです。

インターン生を受け入れる会社は、学生が採用したい良い人材か否かを見極めるために長期インターンをしているともいえます。

内定に直結しない場合でも、ESや一次面接が免除になるなど、高評価の学生は優遇が受けられたりもします。

この他、企業が長期インターンをするのは自分の会社のPRになるから。

学生は長期間にわたって就業体験をすることで、会社や業界を1dayインターンや短期インターンに比べ深く、より具体的に知ることができます。

インターン生にとっては業界や会社を知る手段であると同時に、企業にとっては「こんな仕事をしている会社だ」「こんなに魅力的な社員が働いている場だ」とアピールする場でもあるのです。

長期インターン 参加するメリット

なぜ長期インターンが注目されているのでしょうか。

それは就活で有利になったり、ビジネススキルを身に着けることができるから。

ここでは長期インターンに参加するメリットを具体的に解説します。

〇ビジネス経験やビジネススキル、ビジネスマナーが身につく

1dayや短期インターンは社員から講義を受けたり、グループワークをすることでその業界や仕事の研究ができ、場合によっては自己分析を深められるメリットがありますが、参加期間が短いため、社会に出て役立つ実務スキルなどは習得できません。

しかし長期インターンは長い期間にわたり実践的な仕事をするため、ビジネススキルが身に着きます。


例えば、エンジニアであれば実際に社員と一緒にチームに入って開発をしたり、営業であれば電話でアポイントを取って、社員と一緒に取引先を訪問、商談をする機会もあります。

その他、エクセルやワードで資料作りをしたり、プレゼン資料の準備をするなど、事務処理のスキルも身に着くことが多いでしょう。

〇多数の社会人との人脈

1dayインターンや短期インターンではグループワークを通して知り合った学生間の人脈が広がったという話を聞きますが、企業にとって学生はゲストであるため、インターンシップ後も繋がるような人脈を社員と築くケースはあまりありません。

これに対し長期インターンは学生も社員の一人として仕事にあたるため、多数の社員と人脈を築くこともできます。


長期インターンでは社会に出て活躍している社員や仕事のできる社員を間近で見られるため、お手本になる先輩が常に周りにいることから、社会人に必要な多くのことを学んだり、直接教わることもできるでしょう。

〇就活において選考が有利になることも!

長期インターンは1dayインターンや短期インターンと異なり、学生の仕事ぶりを見ています。

手際の良さや、教えてもらったことを常にメモし、学ぼうとする積極性、アドバイスを素直に聞く姿勢、細かい作業もミスなくできる緻密性などは、1dayインターンや短期インターンでは分かりませんが、長期インターンでは分かります。


評価する点はインターン先の会社や職種によって異なるものの、評価が高い人は、本選考で有利に働く可能性があります。


企業によっては、長期インターンに参加した人専用の特別選考があったり、ESや1次面接を免除したりなどの優遇措置を取っています。

〇そのまま就職できるケースもある

インターンシップは選考の一つにしていない場合が多いものの、外資系企業やベンチャー企業はインターン直結採用を実施しています。


前述した選考が有利になることと同様、長期インターンでは他のインターンと違って、学生の仕事ぶりを長期間にわたって見られるからです。

ただし、そのまま内定が貰えるのは長期インターン中に評価の高かった学生だけ!


長期インターン先の会社に就職したいのであれば、良い評価を得られるよう、意欲的、積極的に仕事に取り組む必要があります。

〇会社によっては研修や社員からのレビューももらえる!

せっかく時間をかけて長期インターンに参加するのですから、大きく成長したい! インターンを通し何かを得たい! という学生も多いはず。

長期インターンは他のインターンと異なり、社員が主催する研修に参加できたり、「先月に比べ〇〇なところが良くなった。△△の仕事はもう少し~すると良い」などのレビューを、一緒に働いている社員から貰うことができます。


こうした研修やレビューを通し、成長が実感できるのも、長期間にわたってインターンシップに参加しているから可能であり、長期インターンならではのメリットであるといえます。

〇ESや面接でアピールできる!

長期インターンは他のインターンと異なり、他社であってもESや面接でアピールできます。

どの会社で、どのような仕事を任され、何を頑張ったか。
何を考え、どんな工夫をし、問題解決にあたったか。


長期インターンは長い期間続けているインターンであるため、失敗や成長、学びの機会が沢山あります。

学生時代頑張ったこととして、これらの経験はアピールすることができます。

長期インターンは週何日勤務? お給料は?

長期インターンは3ヶ月以上のインターンシップを指す場合が多く、平均的には6ヶ月以上であることに触れました。

もちろん、6ヶ月毎日インターンをするわけではありません。
ここでは週何日勤務か、お給料は貰えるのかを紹介します。

〇勤務日数

一般的に推奨されている日数は、土日含む週3日以上で、一日5時間以上です。

インターンシップとはそもそも、企業が学生に対し、実践的なスキルを身に着けることや業界研究することを目的に企画されているため、学生が学業を優先できるよう、インターン中の勤務日等のスケジュールは比較的融通が効く場合が多いです。

〇お給料

長期インターンはお給料が出る場合が多いです。

それに比べ、1dayインターンや短期インターンは無給の場合が多いです。

なぜなら、1dayインターンや短期インターンは学生が「ゲスト」となるからです。


これらのインターンシップでは企業は学生に対し業界や仕事への理解を深めてもらうことを目的としている場合が多く、セミナーや座談会、職場や工場見学などを企画しています。

それに対し、長期インターンは学生は「社員の一員」となるため、実務的な作業などの「仕事」を与えられます。仕事を与えられている以上、その習得には時間がかかるため、長期インターンは3ヶ月以上など、長期間に及ぶうえ、お給料が支払われるのです。

勤務日数にもよりますが、月に7万ほど貰っている学生が多いです。
1日7時間勤務で10日間働いた場合、凡その時給は1000円なので7万となります。

このように時給制だったり、正社員のように月給制だったり、成果(例:契約件数)に対して給料が発生する成功報酬制だったりと、お給料の形態は企業によって様々です。

長期インターン 学業と両立はできる?

長期インターンが忙しくなってしまい、学業に支障が出るのでは? と心配する方もいるかもしれません。

本選考では学校の試験の成績やゼミ活動など、「学業を疎かにしていないか」を見ている企業も多いので、「本選考の面接でアピールするため、インターンシップを頑張りすぎたせいで学業に身が入らなかった」となれば本末転倒です。


結論からいえば、長期インターンは学業と両立がしやすい場合が多いです。

長期インターンは最低労働時間さえ満たせば働く時間を自由に設定できます。

試験期間などの学生の大学の事情を企業が理解していることが多く、この点はアルバイトとの違いの一つです。


「長期インターンに参加したいが、学業を優先し、大学の長期休みにだけ働きたい」という方もいるかもしれません。

そんな学生には、夏休みのあいだだけ開催しているサマーインターンに参加することももおすすめです。

最近ではコロナ禍を考慮し、リモートで行う長期インターンもあり、学業と両立がよりしやすくなっているといえるでしょう。

長期インターン 選び方のコツ

長期インターンに興味があるけれど、どのように選べば良いか分からない人も多いのではないでしょうか。

ここでは、以下の4項目に分け、選び方のコツを紹介します。

〇業界

興味のある業界が決まっている人は、その業界で選ぶのがおすすめ。

長期インターンで身に着くスキルは業界や職種によって異なるため、行きたい業界・興味のある業界で長期インターンをするほうが、学べることが多いうえ、本選考の面接の場でもアピールできます。


また、入社した際はすぐに活用できるスキルを身に着けることができます。

〇職種

やりたい職種があるのなら、その職種で選ぶのもおすすめ。

「プログラミングのスキルを身に着けたい」「実践的に使える営業力を身に着けたい」など、具体的に考えているのであれば、それが叶う職種で長期インターン先を探してみましょう。

〇勤務条件

業界も職種も絞れていない場合は、勤務条件で選ぶのもおすすめ。

インターン先の会社によって勤務日数や勤務時間、業務内容は様々です。


「勤務日数がこの程度であれば学業に支障がでないな」「勤務時間がこのぐらいであればサークル活動と両立できるな」など自分が無理のない範囲で、他の活動と両立しながら参加できるインターン先を探しましょう。

〇目的

インターン先の仕事内容も会社や職種によって様々。
「プログラミングを身に着けたい」「プレゼン力を高めたい」「営業力を身に着けたい」など、目的を明確にし、インターン先を探すのもインターン選びのコツの一つです。

長期インターンも参加の際に面接やESなどの選考を行う場合が多いです。

面接の際には自分がなぜこのインターンに参加したいのか、インターンに参加してどうなりたいのかを伝え、自分の目的に叶ったインターンに参加するようにしましょう。

長期インターン先の探し方

長期インターン先の探し方には以下のような方法があります。

・就活サイト

本選考の際に登録する就活サイトでもインターン情報が記載されていたりします。
業界や企業を絞れていない場合は、条件で見比べるのもおすすめ。

・インターン専用サイト

インターン募集の会社のみを掲載しているサイトです。
こちらも業界や企業を絞れていない場合は、条件で見比べるのもおすすめ。

・企業のHP

行きたい企業や、やりたいインターンが決まっている場合は企業のHPをチェックしまししょう。
その会社がインターン生を募集している場合、選考情報などが記載されています。

・OBOGからの紹介

企業によっては公式のHPで公表せず、社員からの紹介があった場合のみインターンを受け入れている場合があります。

行きたい企業がある場合、インターンを募集しているかOBOGに聞いてみましょう。
OBOGが人事やインターン担当でなかったとしても、そうした部署に繋いでくれる場合が多いです。

長期インターン 実施実績のある企業例

インターンシップに参加した学生は60.5%であるのに対し、長期インターン参加の学生は2.9%と非常に少ないのが特徴です。

※参考:「就職白書2020」(2020年6月11日発行)

これは日本ではまだ、長期インターンを実施している企業が少ないことも理由の一つです。

ここでは、具体的にどんな企業が長期インターンの実績があるのか、長期インターンを実施実績のある企業例を紹介します。

〇楽天グループ株式会社

大手IT企業の楽天グループ。
ここでは営業、データ分析、マーケティング、新規企画提案など、幅広い業務に携われます。

〇株式会社サイバーエージェント

インターネット事業やメディア事業を展開している大手web企業。

営業やマーケティングなどのビジネス系職種の他、エンジニアやWebデザイナーなどのWeb系職種まで幅広く募集しています。

〇株式会社メルカリ

メルカリやメルペイ事業などのサービスを展開している大手Web企業。
ソフトウェアエンジニアで長期インターンを募集しています。

〇株式会社ファーストリテイリング

ユニクロやGUを展開する大手アパレル小売企業。
商品計画、マーケティングから、経営企画、人事・法務まで幅広い職種でインターン募集をした実績があります。

〇株式会社ガイアックス

ソーシャルメディア、ソーシャルアプリに関する事業を展開している企業です。

エンジニアやマーケティングでインターンを募集しています。

〇株式会社日本経済新聞社

日経新聞の他、映像、電子メディア、文化事業などを展開しています。

ウェブサイト・アプリ開発、データ分析など、IT関連業務でインターン募集した実績があります。

〇PwC Japanグループ

監査やコンサルティングなどの事業を展開しています。

リサーチ、資料作成が主なインターンの仕事内容です。

〇アプコグループジャパン株式会社

大手外資系のマーケティング会社であるアプコグループの日本支社です。
インターンでは、対面営業や商談を学ぶ機会があります。

〇アンカー・ジャパン株式会社

オーディオや電子機器の充電器で有名なアンカーを販売している外資系企業。
マーケティング分析、データ分析、プロモーションの実務サポートがインターンの仕事内容です。

〇独立行政法人国際協力機構(JICA)

発展途上国に国際協力を行なっている独立行政法人。
インターンでは、JICA本部・国内機関・在外事務所での技術協力プロジェクトや、開発コンサルタントが、JICA事業の現場で行う業務を行います。発展途上国での活動となります。

いかがでしたでしょうか。
長期インターンを募集している企業は少ないものの、名前をよく聞く大手のベンチャー企業やIT企業に多いことが分かります。

インターンであっても人気企業のため、選考のハードルは高いものも多いですが、その分、参加できれば得られるものも多いはず!

興味のある人はチャレンジしてみるのも良いでしょう。

長期インターン 成長する秘訣

お給料も出て、メリットも多い長期インターン。

しかし、実際に長期インターンに参加した学生から、「雑務ばかりで、インターンシップといってもアルバイトと変わらない」という声も多いです。

一方で同じ会社のインターンシップに参加した学生でも、「日々学びを得ている」と答える人もいます。

この違いは何でしょう。

この違いの差は目的意識。

漠然と「成長したい」と思うのではなく、「社会人としての基礎スキルを身に着けたい」などという具体的な目的意識をもって取り組むことが大切です。


長期インターンがメリットだらけだからといって、きちんと目的意識を持って取り組まなければ、「思っていたのと違う」と思って後悔するケースもあります。

企業からすれば、学業が優先で週3勤務の大学生に、インターンとしてお給料を付与するわけですから、誰でもできるような雑務を任せることもあります。

しかし、たとえ雑務であっても、「優秀な社員を間近で見ながら、どんな風に工夫しているかを学ぼう」という意識があれば、仕事の仕方を工夫したり、効率的に手際よく処理することができるようになり、雑務以外の仕事も与えられるようになるでしょう。


目的意識は小さなことでもいいです。
「絶対に時間を守る」でも、「教えてもらったことは常にメモをとる癖をつける」でも「どんなに地味な仕事でもやりきる」でも、一見簡単そうなことでも良いです。

これらはできて当たり前に見えるかもしれません。

しかし、こうした社会人としての必要な基礎となるスキルは、実は意外に苦手な大学生が多いです。

長期インターンはこうした社会人としての必要なスキルを身に着けるという目的意識を持って取り組めば、知識や価値観など人間として大きく成長できるでしょう。


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