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コラム
2019/01/03

面接で「あなたの性格は?」と聞かれた時の答え方

面接であなたの性格について頻繁に聞かれます。企業が性格を聞く理由は?何と答えたらよいの?という疑問を解消するために。このコラムで例文も合わせて重要なポイントを確認しましょう。
面接で「あなたの性格は?」と聞かれた時の答え方

企業が面接で「あなたの性格」を質問する理由

面接に対する苦手意識や不安が強い就活生の方は、「あなたの性格は

」を聞かれると、上手く切り抜けることに終始しがちでしょう。

自分の性格を話す際、まず重要なのは、企業があなたの性格を知りたがる理由を理解すること。質問の意図を理解してないと、的外れな回答をしてしまいます。

理由① 自分の会社で活躍できるかを確かめるため
まずは企業が採用活動をする理由から考えると、自社で活躍してくれる人材かどうかを見極めたいためです。活躍できる人材を、見極める基準となっているのは、「企業が求める人物像」。

どの企業も「求める人物像」といった基準を持っており、その基準にあなたが合致するかどうかを確かめるために、就活生の性格を聞き出すのです。仮に、明文化されていなくても、活躍している現役社員のキャラクターや職場の雰囲気、顧客との関係などから面接官が持っているイメージは必ずあります。それとマッチしているかどうかを性格から確認しています。

理由② 発揮した強みを入社後活かせるかどうか確かめるため
面接では自己PRなどで学生時代の経験を具体的に説明する場面があります。学生は企業での仕事経験がないので、学生時代のエピソードから企業で活躍できそうかを推測しますが、それを再現できるかどうかを性格も含めて判断します。

例えば、学生の強みが粘り強さだったとします。そのときに面接官は性格も含めて面接で確認し、「この学生は自分の性格を生かして、営業部出活躍しそうだな」と配属イメージを膨らませます。

理由③ 配属部署を検討するため
企業が性格を質問する背景には、配属部署の判断材料にする狙いがあります。各部署で必要する人材と就活生のマッチングを性格からも判断します。仕事はチームで行うため、面接官はどんなキャラクターがどの部署にマッチするか、配属する人数バランスを考えながら質問をします。

例えば、営業に配属予定の人数が超過し、営業候補の内定者のうち誰かを総務部に回す場合、几帳面な性格の就活生を優先する、といったイメージです。

面接で聞かれる「性格」と「長所」に違いってあるの?

ここまで、企業が性格について質問する理由を解説しました。一方で面接では、「長所」についても聞かれます。しかし「長所と性格の違いが判らない...」といった方も多いのでは?

面接の事前準備として「自己分析に臨む前に、「性格」と「長所」の違いを正しく理解し、整理しましょう。その上で、「性格」「長所」「自己PR」について準備を深めましょう。

・「性格」とは何か
「性格」はその人の「人となり」を表すものです。必ずしも強みである必要はなく、その人のもつ感情や行動の傾向をあらわすもので、人柄や特徴とも言えます。

例えば、几帳面・正確性・誠実・素直などが性格の例として挙げられます。

・「長所」とは何か

「長所」は人と接するときや行動するときに表れる自分の強みです。つまり自分が持っている性格や性質の中で一番優れている部分に当たります。長所はあくまで、人と比較して優劣をつけるものではなく、自分の性格や性質の中で、最も優れているポイントです。

・「自己PR」とは何か?
さらに「自己PR」を考えると、「自己PR」は自分自身を宣伝し、自分の長所が相手の利益につながることをアピールものです。自己PRは「長所」とは異なり、「相手にとって」という視点を加える必要があります。つまり、「企業にとって有益な強み」である必要があります。

具体的に言うと、自己PRでは、「企業が求める能力・人物像」から逆算して、企業に必要とされる「長所」をアピールすべきです。

まとめると「性格」はその人のベースとなる感情や行動の傾向。「長所」はその性格が強みとして発揮される優れたポイント、自己PRは企業に貢献できる自分の長所を表します。

性格や長所、自己PRを作る前に注意するべきポイントとしては、性格

→長所→自己PRの順に、一貫性を保つこと。その上で具体的に整理するとよいでしょう。

面接で伝える「性格」を選ぶ際のポイント

実際に、面接前の対策として「自分の性格」を考えると、自分のどの「性格」を面接で伝えるべきか悩むでしょう。そこで相手に好印象を持たせるための性格の選び方を解説します。

ポイント① 前向きに捉える。言い換える。

ポイントの1つ目は、性格を前向きに捉え、ポジティブな表現で言語化しておくことです。

基本的に性格に良い悪いはありません。大前提としては、素直に自分の性格を伝えること。ただ、捉え方によって相手の持つ印象は変わりますので、前向きな性格を選ぶのが良いです。

例えば、「神経質」よりも「感受性に優れている」方が前向きであり、「飽きっぽい」よりも「好奇心が強い」と言う表現の方がよい印象を与えます。性格を選ぶ際には、友人や家族から指摘された自分の性格を一度洗いだしてから、言い換えるとよいでしょう。

ポイント② 仕事の場面で活かせる性格を述べる。
もう一度確認しますが、企業は活躍できる人材かどうかを面接で確認したいのです。自分の性格がいくつかあるならば仕事に関連する性格を選びましょう。

もしくは、自分の性格に言葉を追加して、仕事の場面でも有効そうなイメージを伝えましょう。例えば「負けず嫌い」という性格に対して、「責任感が強い」や「成果を求めて努力し続けられる」という言葉を追加すると面接官も仕事の場面を想定しやすくなります。

面接における「自分の性格」の伝え方

ではここからは、面接で自分の性格を伝える際のポイントについて解説します。

性格を伝える際の流れは、「自己PR」や「学生時代頑張ったこと」などの回答方法と極めて近いです。

以下の4つの流れに沿って「自分の性格」を伝えます。

1.結論(自分の性格)
2.性格が表れた場面や状況
3.他者との関わりや自分が取った行動
4.まとめ

注意点としては2つあります。

1点目は自分の性格を発揮した具体的な経験やエピソードを述べること。理由として「性格が表れた場面」を具体的に伝えることで面接官がより「入社後活躍するイメージ」がわきやすくなります。できれば他者との関わりについて言及するほうがより説得力が増すでしょう。

2点目は、「親によく言われる」や「友人に言われたことがある」など、自分の性格に「自分自身が気づいたきっかけ」だけを話す就活生がいます。しかしこれはNGです。「性格が表れた場面」を詳しく話すことで面接官は再現性を確認できます。できれば他者との関わりについて言及した方がより説得力が増すでしょう。

また、実際の面接の場面では、ストレートに性格を聞かれることよりも他の質問から性格を推し量ることのほうが多いです。例えば「あなたは周りからどんな人だといわれますか」や「友人の中でのあなたの役回りは?」といった質問です。この場合でも、聞かれたことに対する結論を先に述べて、そのあとに具体的なエピソードを話しましょう。

面接で「自分の性格」を伝える例文

・性格「几帳面」を伝える際の例文
私の性格は「几帳面」です。この性格を生かして、事前の下準備や計画を綿密に立てることができます。


私は学生時代に飲食店でアルバイトをしていました。その飲食店では、祝日にお客様を待たせる時間が長くなっており、利益の減少につながっていました。

そこで円滑に接客を行い、店の回転を速めることが課題と考えました。そこで私はお店のマニュアルだけでなく、あらかじめ対応手順を考えて自分自身でマニュアル化し、実行しました。

案内の順番や細かい接客方法など、実践とマニュアル化を繰り返し、店長からは「丁寧で早い接客が出来ているので、みんなの手本である」と評価を頂けました。

このように、私は「几帳面」な性格を生かして、事前の綿密な下準備を行い、成果を出すことができます。

・性格「協調性」を伝える際の例文
私は協調性のある性格です。特に年配である大人とも良好な人間関係を築くことが得意です。


私は、学生時代に地方創生のプロジェクトに参加していました。私は地域活性化の為にアイディアを提案しましたが、当初商店街の方々は否定的でした。

私は地域の方々とのコミュニケーションが不足していると考え、プロジェクトの時間以外に自ら商店街に足を運び、ときには飲み会に誘って頂くなど、積極的に交流しました。

私はプロジェクトでは役職にはついていませんでしたが、学生と商店街の方々を結びつける橋渡し役を果たし、プロジェクトを成功に導くことが出来ました。このように私は協調性のある性格を生かして、幅広い年齢の方とも人間関係を築くことで成果を出すことができます。

・性格「責任感」を伝える際の例文
私は「責任感」があります。当事者意識をもって物事に取り組み、成果にこだわって行動できます。

私は所属する吹奏楽部で定期公演の際に、協賛金を集める役割を担当しました。協賛金の目標は100万円でしたが、お得意様の大口の企業からお断りされたため、計画を練り直す必要に迫られました。

そこで4名でチームを結成し、目標金額に向けて営業活動の計画を立てました。これまで協賛したことのない企業にも営業を行ったため、断られることも多く、チームメンバーも弱音を吐いていました。

ですが、私は絶対に目標に達成する気持ちでメンバーを鼓舞し、諦めずに活動を続け最終的に目標を達成しました。このように、私は成果にこだわって役割を果たす責任感があります。

面接で「性格」を伝える際のポイント
各例文に共通するポイント1つ目は「結論(自分の性格)」「性格が表れた場面や状況」「他者との関わりや自分が取った行動」「まとめ」の順番に書かれていることです。

2つ目ののポイントは性格を一言で表しているだけでなく、仕事の場面を想定できる具体性に言及していることです。

1つ目の例文だと「几帳面」の一言で終わらせずに「事前の下準備や計画を綿密に立てることができる」と表現しています。几帳面は下手をすると「神経質」といったよくない印象も持ちやすいワードですが、綿密な下準備とすることで仕事で活躍できるイメージを訴求することができます。

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