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自分の「長所」と「短所」を知り、理想的なキャリアを見つけよう【細谷 功】

あなたの「長所」と「短所」は何でしょうか?それによって、歩むべきキャリアが変わるかもしれません。「合わない大企業」「合わないベンチャー」に無理をして入るべきなのでしょうか?周りの言葉に惑わされすぎず、自分に合った会社を見つけましょう。

「長所」「短所」で自分に合うキャリアを探す

今回は「長所と短所」の関係について考えてみましょう。

既にDoubRingのサーベイをやった人は、これらを「丸二つ」で表現してみたと思います(未実施の方はぜひコチラよりサーベイを体験してみて下さい)。

まず参考までに、就プロ読者の皆さんの集計結果を示します。

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本連載では川上と川下という仕事の性質の違いを示してきました。

川上側で求められる価値観や能力と、川下側で求められるそれは、ある意味で正反対です。

川上では長所になることが川上では短所になり、逆に川下側で長所になることが川上側では短所になることがあるのです。

だから、「就職偏差値」のように一律で就職先を考えるのではなく、自らの価値観に従い、自らの長所を活かせるようにすることが重要です。

一般には「短所」でも、環境によっては「長所」になり得る

また、日本の社会やビジネスの現場の多くは、川下側の価値観で動いています。

しかし、川上型の価値観を持っている人がいるのも事実です。そういった方に「世の中で思われている価値観とは逆の長所の活かし方もある」というメッセージを伝えたいのが本連載の主目的の一つでもあります。

川上型の価値観の人はDoubRingでは(2つの円が完全に重なる)6番の選択肢を選んだはずです。今回の読者の間では約3割の人がこういう考え方を既にもっているようです。

いくつか、一般に(川下側の価値観で)は否定的にとらえられる以下のような「短所」であっても、昨今求められることが増えた川上側の価値観では十分に「長所」になりうることを例で示しましょう。

・他人とコミュニケーションがうまくとれない

川下の組織に行けばいくほど「ほうれんそう」(報告・連絡・相談)や「根回し」が重要になりますが、川上で必要なのは「単に伝えること」よりも自分なりのアイデアを考えることです。

・内向的で一人でいることを好む

一人でじっくり物事を考えるのは川上側の抽象度の高い思考に重要な要素です。他人とワイワイうまくやるのが得意な人は、そのようなことが苦手なケースも多いです。

・協調性がない

新しい改革をリードするには、時に空気を読まず、他人に嫌われてでも自分の信念を貫くことが必要にもなります。そんな状況では他人と同じことをやることを潔しとしない「天邪鬼」の性格は決定的な強みになります。

・継続性がなく飽きっぽい

「飽きっぽい=次々と新しいものに挑戦していく」と捉えれば、これはまさに、イノベーションが求められる川上に適した特性です。継続力がある人は一面で前からのやり方に固執するあまり、変化に抵抗する傾向があります。

このように、ほとんどの短所は「使い所を変える」ことで長所に変わります。

自分に本当に合っている会社はどこか?

就職に際して「世間一般で言う良い会社」に入社するために、「就活の模範解答」を覚えて、面接を突破しようという人がいます。

しかし、その価値観が自分に合っていないにも関わらず、自分を偽って就職することは、本当に良いことなのでしょうか?

「化けの皮」は面接でも剥がれるでしょうし、そうやって「自分を偽って」入った会社の仕事が自分に向いているわけがありません。

合わない会社に無理して入社をするよりも、その「短所」が「長所」に変わる職場を考える方が、長期的には間違いなく得策ではないでしょうか。(前述の通り、日本企業は以前とは異なるタイプの人材を求め始めているので、その点でもチャンスはあると思います)

純粋な短所と考えている点が活かせる仕事はないか、逆に、自分が純粋な長所と考えている点は本当にその仕事においてプラスに働くのかと、改めて自問自答してみることをお勧めします。

「就職ランキングの上位」の会社は、基本的には川下型の仕事が多い「有名大企業」がほとんどです。

しかし、今はビジネス環境の変革期に。そのような会社でも「川上」の考え方を持っている人材が求められています。上に挙げたような、従来の物差しでは短所だと思われるような性格の人にも十分に活躍の場が与えられてしかるべきです。

川上に強い特性を持っているのであれば、敢えて自分の強みを殺して「川下型人材のふり」をしてでも「人気企業」を目指すことがよいのかも疑問です。世の価値観に惑わされすぎず、まずは自分の長所が何かをしっかりと認識するところから始めてみて下さい。

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