三菱UFJモルガン・スタンレー証券を志望する理由は何ですか。また、あなたのキャリアビジョンを教えてください。(300字)
私は貴社で「投資の普及によって社会が豊かになること」に貢献したい。香港に旅行した際、90歳代の高齢者の方が投資をする姿を見て、香港における投資の普及度に感動を覚えた。投資家の生活はもちろん、日本企業の発展においても投資の文化は必要で、投資文化の普及は大きな社会貢献だ。MUFGの顧客基盤とモルガン・スタンレーの知見の入った提案ができる貴社では、情報の洪水やグローバル化によって複雑化するお客様のニーズに応えることができ、「投資の普及」という私の使命が達成できる。 私は営業部門でお客様の資産価値・企業価値を高めながら投資の普及を行い、将来的には規模の大きい法人部門を担当し、日本経済、企業の成長に貢献したい。
10年後の世の中を想像し、そこで証券業界が担うべき役割は何だと考えますか。(500字)
10年後では企業の資金調達の中心が間接金融の銀行から直接金融の証券会社にシフトしつつあると考える。米国企業はエクイティで資金調達の多くをを行い、自己資本でM&Aなどの投資費用をまかなっている。日本企業は国内市場縮小に伴う海外進出への投資費用が必要になる中で、その資金調達のエクイティ比率が高くなるでしょう。そのため、証券会社は社会公器としての側面が今まで以上に強くなると予想する。 私が志望する営業部門に関しては、株の売買だけではなく、お客様の持つ資産や企業の価値向上に向けてのコンサルタントが求められると考える。現在ネット証券が台頭している。今後は総合証券会社と顧客の棲み分けを行い、総合証券会社の対面営業は企業オーナーといった富裕層や法人のお客様に特化されて行くでしょう。そして、総合証券会社としての資金調達のサポートはもちろん、資産価値、企業価値を向上させるための総合金融コンシェルジュとしての役割が求められると考える。したがって、資格検定を通した資産運用知識や金融知識だけではなく、会社経営に関する知識も学び、お客様のベストパートナーになることが求められると考える。