自分史(2000~2500字)
小学校卒業まで (4歳)母親と毎日かけっこし、勝つまで付き合わせた。幼稚園でガキ大将にいじめられ、物怖じして意見を伝えるのが苦手な子になる。弟が生まれる。 (小2)公文に通い始める。友達と成績を競い、主席になる。 (小3)〇〇部と地元のクラブチームへ入団。仲間と切磋琢磨しつつ、同じ話題を共有できることに幸せを感じる。家族と遊んでいた時に誤って歯が欠けた。人と違うことでいじめられることが怖く、歯を見せて笑えないようになる。転校し、〇〇でいじめられるが、母親が気づき、先生に相談してくれたおかげで仲良くなれた。自分を気遣ってくれた母親に感謝しつつ、自分で解決できないことに腹が立った。 (小5・6)学区の中学に〇〇部がなく、〇〇部のある私立中学への受験を決意。父親に「目指すなら一番を目指せ」と言われ、〇〇中学校を目指す。塾に入り、〇〇のない日は1日13時間勉強し、合格。家族や友達が喜んで祝福してくれたことが何よりうれしかった。 2009年4月〇〇中学校入学 (中1)迷わず〇〇部に入部。〇〇ができることが嬉しく、練習に没頭し1年からレギュラーを獲得。部活が休みの時は、同期といつもくだらない事をして遊び、楽しさから自然と歯を見せて笑えるようになった。学業は頭が悪かったため、置いて行かれないために賢い友達に積極的に質問していたが、成績は学年中位に留まる。 (中2)部活で一番を目指して父親と自主練に取り組み、エースになる。この時から同期と意識の差が出始め、切磋琢磨できなくなったため、自分が活躍することだけを考えて練習していた。 (中3)実力が評価され主将になり、自分がチームを勝たせるという想いで取り組んだ。しかし同期のやる気が低い人に対し、関係の悪化を恐れて想いをぶつけることができなかった。その後県大会直前で故障により〇〇をやめるか迷ったが、やめるのは逃げだと感じ引退まで打ち込んだ。引退後、〇〇部の仲間に誘われ高校の〇〇部を練習見学し、入部を決意。万年全敗の弱小校ではあったが、激しく衝突する見た目と裏腹に、計画的に戦略を練る〇〇に魅了された。 2012年4月〇〇高等学校入学 (高1)〇〇部の仲間とは部活に取り組む真剣さも普段のふざけ方も息が合い、ずっと一緒にいた。恋愛沙汰で親友と絶交した。親友の勘違いが原因で急に話せなくなり、何とか仲直りしたいと思いつつも勇気が出ずに話しかけられなかった。結果的に周囲のおかげで仲直りできたが、自分の力で解決できなかった事が情けなかった。 (高2)春に3年が引退し、自分の代で全国に出たいという想いで主将を務めた。しかし輪の中で浮く事が怖く、練習中にふざける人を叱れなかった。 (高3)結果、県大会で準優勝となり、最下位から脱却したことは嬉しかったが、チームを上手くまとめていれば全国に出られたかもしれないと後悔。その後〇〇代表に選出されたが、知り合いがいない中で委縮してしまい、自分のミスで大敗した。実家から通える大学で、〇〇に再挑戦するため〇〇大学を目指す。周囲に「〇〇の学力では無理だよ」と言われたが、見返す思いで1日10時間以上勉強し、辛くも〇〇学科に合格。 2015年4月〇〇大学〇〇学部入学 (大1)中高一貫の男子校であった私にとって、今まで感じたことのない華やかさに興奮が止まらなかった。〇〇部への入部は決めていたが、学科で仲良くなった5人の友達と様々な新歓に参加し、華やかな大学生活を味わった。〇〇部は学生主体のチームで、メリハリのある環境が魅力的だった。格式の高いお店でアルバイトを始め、社会人としての礼儀やマナーを1から叩き込まれる。学校の課題は毎週提出があり部活との両立が困難であったが、5人で徹夜をするなど気合で乗り切る。 (大2)貴重な〇〇経験者としてチームを引っ張ろうとポジションリーダーを務める。しかし、チームの方針よりも自分の考えを優先して練習した結果、上級生からスタメンに選ばれなかった。自分の事ばかり考えていたと反省し、チームにとって最善の努力をしようと決意。客観的に現状分析ができるようになった。 (大3)幹部の話し合いへの参加や、プロ選手の〇〇講座に自費で参加する等、チームのために行動した。結果27年振りの優勝と全国大会出場を成し遂げ、個人手賞を受賞した。優勝の瞬間、上級生に「〇〇がいてくれて本当に良かった」と言われたことが今でも忘れられない。全国大会では強豪校に敗れ、悔しさから打倒〇〇を目指す。 (大4)必ず〇〇を倒すと誓い、一番知識を持ち勝利に貢献できると自負していたため迷いなく〇〇リーダーを務めた。リーグ準優勝という結果は得られたものの、勝つための新しい戦略や施策の考案ばかりに気を取られ、下級生の指導まで手が回せなかった。引退時に、下級生に「僕たちのせいです」と言わせてしまい、想いを練習時点で伝えられない自分の指導の甘さから、下級生を一体となって巻き込めなかったことを死ぬほど後悔した。 (院1)研究・就活・部活のコーチ・〇〇と様々な事に注力。平日は部活のコーチ、休日は〇〇に参加し、社会人の考え方や行動を学び、学生に還元した。還元の1つとして、部活の組織体制に疑問を感じ、改革するために社会人チームの方をコーチに招いた。研究では教授に「自分はどうしたいんだ」と問われ続け、勉学を通して主体的に考える力が身につく。チームビルディングを目的とした3泊4日インターンシップでリーダーを務め、今までの対人関係における本音を伝えきれない弱みを克服した。弱みを消し去るための覚悟として、思ったことをその場で伝え、全ての行動を一番に起こすと参加前から決めていた。8人のメンバーをまとめきり、最終日に最高のチームができたという達成感から全員で大泣きした。心から分かり合うには自分の疑問は必ず相手に伝えることが大事だと学んだ。