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アマゾンジャパン合同会社_選考体験記(2020卒_夏インターン)

アマゾンジャパン合同会社、2020卒夏インターンの選考体験記です。

選考の概要

年度:2020卒 選考:夏インターン 職種:総合職 選考結果:インターン通過 選考時期:9月〜12月

選考1_個人面接 選考2_個人面接 選考3_個人面接(内定)

個人面接

選考官の人数:1名 時間:45分

質問1:自己紹介をお願いします ・(詳細) ESでは「志望動機」と「カスタマーオブセッションの重要性」の2点しか設問がなく、その他の情報は出身校、サークル・部活経験、その他のこまごまとしたものしか事前に相手方には伝わっていなかったと記憶しています。ですので、ここで自分の経歴を簡単に説明することとなります。

(深掘り内容) この自己紹介とESに沿って、以降の質疑応答が展開されます。面接官が北海道にゆかりがあったことから、いわゆる「ジモトーク」で盛り上がる。この時点での特に大きな質疑応答はありませんでした。

(ポイント) 特段の注意事項はありませんが、もしもESに書き忘れていたことで、絶対にPRしておきたいことがあれば、ここでアピールしておきましょう。

質問2:頑張ったことについて(院生時代の課外活動の経験) ・(詳細) ESに記入していた経験の深掘り。院生時に所属していた地方創生サークル(現在も継続して所属中)にて、あるプロジェクトのチーフを担当しており、その経験に沿った深掘りをされた。実際に北海道の地方自治体とビジネスを展開するプロジェクトであったため、かなりリアルな苦労話をすることができたが、これが大いに盛り上がった。

(深掘り内容) 活動の内容は? なぜそれをやったのか? あなたはどのような役割であったのか? その活動におけるカスタマーは誰か? カスタマーの利益は何か?いくらの利益が出たか? 困難な点はあったか、また、それをどのように乗り越えたか

(ポイント) どれも基本的な質問ばかりですが、「カスタマーオブセッションに基づいて説明してほしい」という指定を受けた箇所がありました。他の就活生でも「◯◯というOLPに基づいて説明してほしい(※OLP:Our Leadership Principle、アマゾンの社員一人ひとりが内包すべき行動指針)」という指定を受けたと聞きますので、ここは明確な対策を用意しておくべきと思います。"

選考官の雰囲気や感想・予想される選考ポイントなど:

個室にて社員と1対1。雰囲気は柔和。 ただし、後から聞いた話によると、社員さんとの面接の際は「同じ回次の面接では、就活生は全て異なる社員と当たるようにする」という方針があるそうですので、特定の面接官を想定した対策は無意味です。

具体的な対策ですが、まず前提として米アマゾン・ドット・コムにおいては「面接で合う社員の誰か一人でも"この人と一緒に働きたくない"と思われると、そこで採用プロセスが終了する(『ジェフ・ベゾス 果てなき野望』参照)」という慣行があるそうです。

自分は書籍にてこの情報を収集していましたが、実際に面接を受けて、また、周りの様子を聞いたところ、この慣行はアマゾンジャパンにもインストールされていると確信しました。

その上でのポイントですが、「しっかりと素の自分を見せること」という月並みなアドバイスをするに留めさせていだきます。目の前の面接官たる社員に敬意を示し、相手の目を見て会話を楽しんでください。そして、会話の中で「自分が大切にするもの」や「目指すもの」というところを相手に伝えていきましょう。

質問3:仮にアマゾンに入ったとして、部活動には所属したいか。

・(詳細) 「学部時代、バンドサークル所属」というES金融情報に着目した質問。既に前項の質問でかなりの時間を消費していたからか、残り時間を考慮した上でライトな質問にしたのではないでしょうか。面接官が「バンド部もある」と推してくれましたので「バンド、できるならもう一度やりたいです!」とお伝えしつつ、「せっかくなのでこれまでやってこなかった何か新しい活動をしたいです」と好奇心旺盛っぽい感じをわざとらしくアピールしました。

(深掘り内容) あまり大きな深掘りはなく、むしろこちらから部活動のことをお聞きするような形となりました。正直なところ、面接というよりはただの楽しい会話でした。

(ポイント) 特になし。自分という人間を理解してもらえるように自然な会話を意識しましょう。

質問4:質問したいことはあるか(逆質問)

・(詳細) 「サプライヤーとの関係性」という点について重点的に質問をさせていただいた。自分は「アマゾンは人口減少に苦しむ地方自治体にカネを生むことができるのではないか」という自論を持っていたため、それを確認する意図で質問を展開した。

(深掘り内容) 逆質問のため、特になし。

(ポイント) たまたま面接官の経歴と自分の質問内容がマッチしていたため、面接官が「自分の経験」を元に、つぶさに回答をしてくれた。面接当時はそれほど意識をせずに「純粋に知りたいこと」を聞いてしまったが、面接官の経歴から判断して、「相手が話しやすそうなこと、饒舌になりそうなこと」にかこつけて質問を展開することは大切かと思います。

結果連絡:面接後、1週間以内

個人面接

選考官の人数:1名 時間:45分

質問1:改めて自己紹介をした上で、これまでの採用プロセスの感想を教えてほしい。 ・(詳細) 自己紹介はいつも通りに。ESに書き漏らしたことは追加で説明する。 「採用プロセス(インターン、面接)の感想」はあまり言語化する練習をしていなかったため少々困ったが、素直な感想をお伝えした。 また、「深掘られた」という程ではありませんが、インターンにおける姿勢を具体的に評価いただいた上で、「インターン時には何に気をつけていたのか」「それは常日頃から気をつけているのか」「普段はどのようなことを研究しているのか、その中で意識していることは何か」といったことを質問されました。

(深堀り内容について) インターン(3日間のグループディスカッション)の中でどのような苦労があったか? それをどのように乗り越えたのか?

(ポイント) 非常にシンプルな質問で、「困難が何に起因したのか」「解決すべき点はどこだったか」「どうやって解決すべきだったか」という点を整理していれば、特に困ることはないかと思います。過去の体験を整理するだけでなく、友人と話すなどして言語化の練習をしておきましょう。 自分は「インターン内容に関する守秘義務」を正直に守っていたため、友人との言語化の練習といったことをしておらず、面接現場で慌てていました(笑)

質問2:頑張ったことについて(学部時代の委員会について) ・(詳細) 「学生時代に力をいれたこと」の深掘り。インターン選考時のグループ面接で課された「これまでで最もリーダーシップを発揮した経験(1分間)」で発表した委員会の経験を深掘りされました。質問内容は基本的なことばかりで、自己分析がしっかりと煮詰まっていれば、特に困ることはないかと思います。

(深掘り内容について) その活動をなぜしたのか その活動の中で苦労をしたことは どうやって乗り越えたのか 乗り越えた後の周囲の評価は その活動をやってよかったか 周囲からの現在の評価はどのようなものか

(ポイント) 前述の通り、自己分析が煮詰まっていれば特に受け答えに困る点はありません。逆にいうと、自分の行動の軸などが見定まっていないと、当然苦労することになります。

質問3:現在の志望度について

・"(詳細) ある意味、「学生時代に頑張ったこと」よりも王道の質問です。 自分の場合は、国家公務員総合職試験(いわゆる「キャリア官僚登用試験」)に最終合格し、採用面接も受けました。また、来年度以降も採用面接を受けることができるにも関わらず民間を選ぶ、という選択をしていますので、その点は深掘りがありました。 他の民間企業との比較についても質問されましたが、自分は「業界としては興味のあるところもあるが、自分の人生の目標と照らし合わせたときに、アマゾン以上に自分の目的を叶えられる企業は今の所みつかっていないので、アマゾンがぶっちぎりの第一志望である。官僚も含めて他は現時点で考える余地もない。もしご縁がなかったとしたら、そこからのことはそのときに考える」と断言しました。 また、「アマゾンからオファーがあったときは、その後の就活はどうするか」という質問に対しては、「競合企業も含めて、複数の企業のことをたくさん知れる、という就活生の身分は使っていきたい。なので、コストパフォーマンスの良い合同説明会などには足を運びたい。ただ、入社するつもりもない企業の貴重な時間を奪うことは自分の信義に反するため、本選考は受けない」と回答しました。

(深掘り内容) アマゾンの志望度は現在でどのくらいか 他の業界に興味はあるか なぜ公務員志望から切り替えたのか なぜ官僚になりたかったのか アマゾンからオファーがあった場合、今後も就活は続けるか

(ポイント) 就活の王道質問でありながら、最も回答に困る質問かと思います。 自分はとにかく「正直」であることを貫きました。これは各々の価値観の問題ですので、もっと打算的に動く、という選択肢ももちろん存在します。"

質問4:逆質問について

・(詳細) 「Amazonの社会貢献」という観点の質問しました。 社員の福利厚生、という観点から人事システムに関わる点があり、人事の経験から回答をいただきました。

選考官の雰囲気や感想・予想される選考ポイントなど: (雰囲気) 非常に柔和。 インターン選考の面接時より担当してくださった人事の方との1on1での面接。

(感想) この回次は就活生全員、人事による面接であった模様。 これまでも何度もお話をしている社員さんであったことからも、かなり自然体に振る舞うことができました。インターン選考の時点で既に多少の面接はしていたこともあってか、この回次は「ESやインターンで見きれなかった余白の部分」を見極める内容であったように感じました。 具体的には、「性格」や「思考のプロセス」「就活における軸」etc.

(ポイント) この回次に限ったことではありませんが、いわゆる「ポテンシャル採用」ですので、「素を見せること」や「学びに対する意欲」といった点を意識した発言を行うことをお勧めします。

結果連絡:面接後、2週間程度

個人面接

選考官の人数:1名 時間:45分

質問1:頑張ったことについて(学部時代の委員会の経験) ・(詳細) 最初の自己紹介の段階で言及した「学部時代の委員会の経験」を時間をかけて深掘り。基本的にはこれまでの面接と同じように体験談に基づいて会話をするだけで、特筆すべき点は無し。これまでの面接の中では聞かれなかったこととして「尊敬する人は誰か」といった点からの深掘りもありましたが、マッチングする面接官次第では1次面接でも聞かれる可能性があるわけですので、「最終面接だから」という特別な質問はありませんでした。

(深掘り内容について) 活動の内容について 活動を始めた理由について(「なぜ」を3回ほど深掘り) あなたのモチベーションは何だったのか 最も困難だった経験は何か その経験のボトルネックは何だったのか 困難を乗り越えるための方策は そのなかで、どのようにチームビルディングをしたのか なぜその方法をとったのか その経験は自分の糧になったか 今後同じ経験をするとしたら、経験したいか。乗り越えられるか。

尊敬する人はいるか、なぜその人を尊敬するのか (性格的に真反対の二者を回答。どちらも自分が学部時に非常にお世話になった人物。) あなたはどちらのタイプか。また、どちらのタイプでありたいか。周りからはどちらと評価されるのか。

(ポイント) 特になし。これまで通り、誠意をもって対話をすること。 「尊敬する人」や「これまで関わってきた人」が面接のトピックに挙がってくる場合は、全ての関係者をリスペクトするスタンスも重要です。

質問2:FBAを使用していた経験について ・(詳細) 学部時代、公務員試験勉強に最大限に時間を割く必要から、アマゾンの出品サービスであるFBA(Fulfillment by Amazon)を利用し小銭を稼いでいました。いわゆる「転売」です。この経験をESに記載していたのですが、ここに興味をもっていただき、一つのトピックとなりました。ほとんどの就活生の参考にはなりませんので、簡潔に。

(深掘り内容について) なぜFBAを使い始めたのか なぜFBAというサービスを知ったのか 具体的に何を売っていたのか なぜそれを売ろうとしたのか どれくらいの利益があがったのか

(ポイント) どのような回答にも共通する点ですが、特段の強い理由がなければ、しっかりと「結論」を明示した上で、その「理由」を簡潔に説明しましょう。もっと詳しく聞いてほしい点があるなら、その点は若干の強調をするなどし、できるだけ相手方がたくさん質問できるように配慮しましょう。

質問3:今後アマゾンで実現したいことについて

・(詳細) 会話の中で「自分はやりたいことがあって、その実現のための手段としてアマゾンという企業にコミットしていければ本望」といった旨の発言をしたところ、「君のやりたいことは何だ」という質問をいただきました。 自分は「現在のアマゾンはモノや情報のプラットフォームに留まっているが、これをヒトのプラットフォームにまで展開させたい」という主張をしたところ、これが大ウケしました。特に深掘りをされることはなく、むしろ、企画のブラッシュアップのための複数のアドバイスをいただく形となりました。

(深掘り内容について) 特になし。

(ポイント) 向こうからこの質問がくるように、会話の中で「実現したいことがある」ということを暗に示し続けた結果、こうなりました。ここで大切なことは「実現したいビジョンが明確になっている」ということを示すことです。 アマゾンほどの大企業ですから、「大企業だから」というような理由で受けている方もおそらくいらっしゃいます。「自分はそうじゃないぞ、しっかりと自分の人生の目的やゴールを見据えた上で、企業分析も十分に行って、国内・国際情勢も鑑みた上で挑戦したいことがある」と伝えることを明確な目的として面接に臨んでいました。"

質問4:逆質問について

・(詳細) 面接官となった社員さんの経歴が非常に自分の興味関心に親和性があったため、逆質問では「技術の発展・創造に関すること」「組織論に関すること」といったことを中心に質問をしました。

(ポイント) エンジニア出身の面接官であったため、「技術の発展・創造に関すること」という点は特に語り甲斐があったのだと思います。非常に面白い話をお聞きすることができ、面接という時間を忘れて会話に没頭してしまいました。 そう簡単にできることではありませんが、「相手が話したそうなこと」を逆質問で投げかけるのが最も効果的なのだろうなあ...と思った次第です。

選考官の雰囲気や感想・予想される選考ポイントなど:

"(雰囲気) 最終面接ということもあってか、これまでの面接よりは多少堅い印象を受けました。とはいえ、いわゆる「重役面接」というような雰囲気を醸し出すわけでもなく、比較的柔和な雰囲気でした。

(感想) 事前に「アマゾンは重役面接というようなことは基本的には行わず、常に"一緒に働くことになる可能性のある社員"が面接の場に出てくる(『ジェフ・ベゾス 果てなき野望』参考)」との旨の知識がありましたので、特に臆することなくいつも通り面接に向かいました。 ただ、面接官の方の経歴をお聞きした際に、予想していたよりもはるかに重要なポジションの方であるということがわかり、ここで初めて「あ、最終面接なんだな」と意識をした次第です。 ここで緊張するのが普通の反応かと思いますが、面接官が「自分が非常にお世話になっているサービスの立ち上げに関わったエンジニア」ということもあり、この時点では「早く逆質問をさせてくれ」というワクワク感が勝っていました(笑)

(ポイント) 当然ですが、ここでも「素を見せていくこと」が大切です。変に取り繕ったとすれば、緊張から発言に矛盾が生じる可能性がありますし、「この就活生、本当のこと言ってるのか怪しいな」と思われた時点で「一緒に働きたいと思わない(=不採用)」となり、一発で落とされる可能性が高いです。アマゾンにおける面接では「一緒に働きたいと思ってもらう」ということや「OLPの意識」が何よりも大切です。

また、この回次では比較的重役の方に面接を行っていただくこととなるのですが、前述の通り、「同じ回次で、他の就活生と面接官が被ることはない」という方針から、具体的な対策は困難です。 たとえば、私はこれまでどおり「面接官からの質問40分間、逆質問5分間」という構成でしたが、他の就活生の中には「始まった瞬間から逆質問タイムで、45分間ずっと質問をさせられた」という方もいらっしゃいました。 型にはまった面接形式ではないからこそ、常に相手の経歴や発言に興味を持ち、能動的に会話をする能力が求められるものと考えます。

最後の最後にこのようなポイントで恐縮ですが、巷でいわれる「人間力」というようなものを普段の生活の中でしっかりと磨くことが非常に重要であると考えます。普段の生活の中でできないようなことが、急に面接でできるようになるはずがありません。

結果連絡:面接後、約4週間後