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P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)_ES(2020卒_本選考)

P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)、2020卒_本選考の通過エントリーシートです。

エントリーシート概要

年度:2020卒 選考:本選考 職種:総合職

あるグループに参加し、全体を率いて、必要なサポートを獲得し、卓越した結果を実現した実例を説明してください。(700文字以下)

私は、大学生活を通して、ミュージカルサークルの知名度獲得に最も力を入れた。私のサークルは、公演に保護者、OBOG、友達しか来ないような状態が20年近く続いており、集客数が200人にも満たない公演もあった。幹事長であった私は、週4回ほどで3ヶ月間練習し、80人以上で作り上げる公演をもっと多くの人に見てもらいたい、サークル成員の満足度を上げたいと考えた。そこで、ターゲットを早稲田大学生に絞り、有名カフェとのコラボ、ビラ配り、ステージでの告知という施策を実施した。早稲田内で有名なカフェとのコラボメニューを考案し、実現した。また、実際に自分で思いを伝えられるビラ配りをすることで、多くのミュージカル好きの方々の予約が取れた。サークル員に自分の気持ちを伝えることでたくさんの人がビラ配りに協力してくれた。さらに、私は個人的に他のステージにも上がっており、その場で公演の告知をすることで、より多くの人に知ってもらうことができた。早稲田大学内での知名度は徐々に上がっていった。最終的に、私たちの引退公演では、集客数を500人以上に増やすことに成功した。

他者とともに仕事をする上で、見解の相違があっても生産的な関係を作り、保つことができたときについて説明してください。(700文字以下)

私は、体育会系男子寮和敬塾の伝統を変えた。60年以上続く男子寮である和敬塾には時代に合っていない形式というものが多々あったが、伝統が重んじられ、そのまま維持されていた。私もその形式を教育されてきた。しかし、その伝統により退寮生が後を絶たず、塾の経営が危うくなっている状態だった。塾事務所は、私たち寮生に対して伝統を一切捨てるように申し出た。委員会となった私は、理不尽なことなしに伝統を維持することが可能であると考え、50人以上の寮生、また塾事務所に投げかけ、議論し、説得した。対立する塾事務所と寮生の間に入りあくまで中立的な立場で、お互いの良い点、論理が曖昧な点を提示し、すり合わせた。伝統を重んじている寮生は、当初、協力的ではなかったが、私が委員会の熱意を伝えることで、寮全体で伝統を変えようという方向に持っていくことができた。伝統を残しつつ、時代に合った形にしていくのは答えがなく難しい問題だったが、寮生から意見をもらいながら、変革案を完成させることができた。そして、私たちが受け入れた新入寮生の早期退寮者をゼロにすることに成功し、その後もこの変革は続いている。

あなたがプロジェクトの方向を変え、その結果、時間やコストが削減された例を説明してください。(700文字以下)

私はサークルの夏合宿の幹事をし、型が決まりきった合宿を一新した。私たちのサークルでは自分たちで宿を貸し切り、毎年同じコンテンツの決まりきった合宿をしていた。参加費が高いこともあり、毎年徐々に参加人数が減ってきているという現状があった。幹事になった私はまず参加費をもっと安くできるのではないかと考え、旅行代理店と契約し、レンタカー代と宿代をまとめて安く収まるプランをとった。また、3泊4日という長い合宿のコンテンツが毎年一緒でみんな飽きてしまっていることに気づいた。そこで私は同期と協力して1日ごとにテーマを設定し、それぞれに担当を決めて各自で準備を進めてもらった。また、例年、最終日は鴨川シーワールドに100人くらいで行っていた。みんな疲れている最終日に水族館に行くことに疑問を持っていた私は、より安価で楽しいマザー牧場でのカレー作り、その後温泉に行って帰るというコンテンツに変更した。コンテンツの変更と参加費が安くなったこともあり、120人を超える参加者を募ることができた。これが私のプロジェクトの方向を変え、時間とコストを削減した体験である。