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サイボウズ_ES(2020卒_本選考)

サイボウズ、2020卒_本選考の通過エントリーシートです。

エントリーシート概要

年度:2020卒 選考:本選考 職種:総合職

過去1年間のサイボウズに関する記事、ニュースやページで、あなたが最も関心を持ったものとその理由、およびそれに対するご自身の考察を教えて下さい。(記事・ニュースのタイトル)(文字数制限無し)

サイボウズ式『複業を禁止されていたら、会社を辞めていたと思う──サイボウズの若手社員たちが複業する理由』

関心を持った理由と考察(400文字以内)

この記事に関心を持った理由は、「自分が理想とする社会を実現するためには1社で働くだけでは足りない」という熱田さんの言葉を読み、理想の社会像の達成に向け、行動を惜しまない姿勢に惹かれたからだ。私も実現したい社会像があるが、その達成のためには、貴社のビジョンや事業に貢献するだけでなく、貴社で培う経験を別の場所でも活かしていく必要があると考えており、将来的には、NPO法人や学校で複業をしながら、「学校」のチームワークの向上を達成したいと考えている。また、記事からわかることは2点ある。1点目が、貴社で働く社員が自分の意思を持ち自立しているということだ。これは貴社が大事にしている考え方の1つである「自立と議論」という文化を体現していると言えるのではないか。2点目が、貴社が働き方の多様性を認めているということだ。結果として、一人一人がやりがいを持って生きることに繋がっていると感じる。

過去の成果・自己PR(文字数制限無し)

私は、「一人一人が夢や希望、やりたいことを思い描き、その実現のために生き生きと前進することができる社会」を実現したい。また、共通の夢や希望、やりたいことを持つ人たちがチームを作った場合に、そのチームの中で個人が強みや個性を生かし合っているような状態を多く生み出していきたい。 「一人一人が夢や希望、やりたいことを思い描き、その実現のために生き生きと前進することができる社会」を実現したいという考えに至ったきっかけは、大学生活の中で力を入れてきた教育系NPO法人でのインターンの経験だ。大学1年の10月から活動に参加し、貧困などの困難を抱えた東京都内の小中学生に対して個別の学習支援を行ってきた。私が、初めて担当した中学1年の女子生徒は、出会った当初、「自分はバカだから何も頑張らなくてもいいんだよ。」と話していた。私は毎週の指導で彼女に対して、目標の立て方や目標の達成の仕方を教えたと共に彼女のちょっとした成長を声に出して伝えた。その結果、半年後には「目標を持って努力することが大切なのですね、先生の目標は何ですか?」と聞いてくれるまでに変容した。この経験から、どんなに厳しい状況に置かれた子どもでも「本当はこうしたい」「もっとできるようになりたい」という夢や希望を持っているということがわかり、どんな人でも夢や希望、やりたいことを思い描き、実現に向けて前進できるような社会になったら良いと考えるようになった。 次に、「共通の夢や希望、やりたいことを持つ人たちがチームを作った場合に、そのチームの中で個人が強みや個性を生かし合っているような状態を多く生み出していきたい」という考えに至ったきっかけは、中学校、高校の文化祭での経験だ。中学3年から高校2年までの3年間、文化祭での出し物「人間版すごろくゲーム」を有志メンバーで企画し、運営した。私は3年間団体責任者を務め、「来場者人気投票ランキング」で1位を2回、2位を1回獲得した。成功の要因としては、「来場者人気投票ランキングで1位を獲得する」「老若男女問わず一人でも多くのお客様の笑顔を生み出す教室を作ろう」という目標が明確で、その達成に向かって、メンバー一人一人が強みを発揮しながら準備を進めることができたことが挙げられる。具体的には、私は、他団体や先生方との連携、全体の工程の把握と期限を管理することが得意であったのに対し、別のメンバーはそれぞれ、経費の管理、細かい工作、教室の寸法計算、企画書作成などの得意分野があり、各自が能力を発揮した。 上記の経験から、私は、目標が明確であれば、役割分担を行い各自が強みを発揮できると確信したと同時に、チームワークが向上することの意義を学んだ。私はこの学びを生かし、チームで行動するときには、メンバーに対して「理想は何で、なぜ今これをやっているのか」を問いかけることを意識している。理想と目的の認識がメンバーの間で揃っていれば、個人が持っている能力を思う存分発揮できると考えるからだ。一方で、これまで私がチームで取り組んだ活動の中には非効率なことも多く存在していた。各自が持っている情報の集約が難しく連絡が重複したりコミュニケーション量が不足し個人が困っていることを把握できなかったりという場合がその例だ。効率性を高めることができればもっと個人の強みが生かされ効率よくより良い結果を追求できただろうと考えている。